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妻ある「恋人」カシキとつきあっていた小説家の私は、恋も仕事もうまくいかない日々から抜け出すため、テレビ局で知り合った8歳年下の学生アルバイト、ズームーと暮らし始める。服装やヘアスタイルに細やかに気を配る繊細な心の持ち主であるズームーは、カシキでは得られない大きな安らぎと平穏を私にもたらす。しかしひとたびカシキから電話で呼び出されると、真夜中でもタクシーを飛ばしてすぐに会いに行ってしまう私。新直木賞作家が、辛い恋と安らかな恋の間で、激しく揺れ動く「厄介な私」を描いた甘美で愚かで危険な恋愛小説。
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Posted by ブクログ
自分の中で評価が分かれすぎるので読まなくなっていた荒野さんですが、積読山にあるのを見て久々に読んでみましたw
結果・・・これは、なかなかよい。
そうそう、なんで積読山にあったのかというと角田さんが解説を書いてるからなのだったわww
不倫相手のカシキと同棲中の年下のズーム―との間でふらふらと生温い生活を送りつづけるダメダメな女の話ですw
ほんっとにダメダメだし、アホだし、馬鹿だし、どうしようもないんだけど・・・気持ちはわからなくもないw
真っ直ぐな恋愛しかしてない人には、まーったく共感できないと思うんだけど、本読みとしてはそれじゃあつまらないのよねーw
恋をして充実してる、仕事をして忙しくしてる、友達とも会って仲良くしてる・・・でも本当に?
さて、この主人公、結局どちらとも別れて別の人と結婚するのですが、そこ先がまた秀逸。
人はいろんな思い出を抱えて、たくましく生きていくのですねー♪
Posted by ブクログ
私が井上荒野さんを知ったキッカケは2019年「それを愛とまちがえるから」をTVで見てなんか私の中で消化仕切れなくて覚えていた事。
「あちらにいる鬼」を2022年TVで見て同じ作家である事を知り何となくBOOKOFFで見つけた「ズームーデイズ」を買う事になった事は偶然に他ならない。
何故私の目の前をチラチラするのか不思議な縁を感じていた。私とアームーは正反対の性格だと思う。第一三島由紀夫の顔が嫌いだからだ。お洒落な男性も好きじゃ無い。「あちらにいる鬼」では父井上光晴のプライベートがダダ漏れで「ズームーデイズ」は井上荒野自身の事を描いているのではとひと事でありながら心配してしまう私はやっぱり井上荒野さんとは正反対なのだと確信してしまう。何だかんだで私はやっぱり井上荒野の事が好きでは無いけど気になる人と言う分類で頭の引き出しに入っている。偶に引き出しを開けては私とは違う事を確認している...
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