K町の奇妙なおとなたち

K町の奇妙なおとなたち

1,320円 (税込)

6pt

3.4

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

昭和30年代、東京のはずれにあるK町。あの頃、あの町には、こんな人びとがいたーーベティーとよばれる謎めいた女性、銭湯で潜水艦ごっこをする風変わりな中年男、戦争の影を引きずるアパートの管理人一家など、少年の目にうつった市井の人びとの悲喜こもごも11篇。小さな町に生きる大人たちの複雑な人間関係を織り交ぜながら、ファンタジーと現実とのあわいに生きる子ども時代の「不思議」の感覚をリアリティ溢れる筆致で再現。昭和の情緒をひしひしと感じさせ、過ぎ去った過去への郷愁と切なさに満ちた作品。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    222ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    32MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

K町の奇妙なおとなたち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者・斉藤洋さんが自身の幼少期の思い出をベースに綴った11編のお話。「霊感が強い人?」と、斉藤さん自身の不思議な力にも興味がわきます。昭和30年代の雰囲気も満載です。

    0
    2021年05月12日

    Posted by ブクログ

    斉藤 洋 作
    森田 みちよ 絵
    偕成社 (2012/9)

    続いて斉藤 洋 作

    これはまだ戦後の名残があり高度経済成長に駈け出そうとする時代
    奇妙なおとなたちを少年の目を通してユーモラスに描きます

    疑問は残ったままなのがいいです
    後味がとてもいいです

    ≪ あの時代 混沌として 親も子も ≫

    0
    2013年03月21日

    Posted by ブクログ

    奇妙なおとなたちが織り成す普通だったり普通じゃない話。

    『世にも奇妙な物語』というほど完全に世界が変わっているわけではないけれど、K町を生物探知スコープ(そんなのないけど)で見たら、きっと何人か“unknown”って表記されそう。

    しかも途中投げかけられたり疑問に思う謎が、そのまま謎で終わってい

    0
    2012年11月15日

    Posted by ブクログ

    著者の子ども時代と同じころ、昭和30年代の東京近郊のK町。そこに住む主人公の少年と町の大人たち。著者のノスタルジー的短編かと思いきや、それぞれにちょっとSFチックなラストが待っていたり…。まさに「奇妙な」連作短編集。

    0
    2012年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1番怖いと思った話が「ベティちゃん」です。マチコさんが亡くなる前に主人公の前に現れるがそばに居たおばさんは気づいていない。ちょっと背筋が凍りました。

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんか表紙がいいカンジだったので手にとる。
    お話、お話の間にある挿絵もなかなか味わい深いものがあった。

    奇妙なおとなたち。
    なるほど。
    ファンタジーではない。懐かしい、とゆーわけでもない。
    奇妙、とゆー字面がぴったりの感じなお話。

    ぼっちゃん、と呼びかけられるまで、主人公、女の子と思ってたぞ。

    0
    2013年03月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和30年代、東京のはずれのK町。
    わたしが回想する、就学前から小学生(低学年くらいまで)時代の、ちょっと不思議な連作短編。
    両親をはじめ、隣のK荘(アパート)のいつもお小遣いをくれるおばちゃん、お父さんの下っ端野良部下(?)のサブロウさん、時々預けられたベティーさん、銭湯で潜水艦の乗組員ごっごをし

    0
    2014年08月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子供の頃に不思議に感じたことも、大人になって考えてみると、存外あっさりと解決してしまうことがある。
    が、やっぱりどう考えても辻褄の合わないこともある。

    『まれやまさんちのおばちゃん』
    おばさんの家で見た、茶箱いっぱいの蛇の死骸。今考えると漢方薬か何かに使うんだろうけど、あの時箱の中から聞こえた音は

    0
    2014年04月27日

K町の奇妙なおとなたち の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    222ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    32MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す