子どもの夜ふかし 脳への脅威

子どもの夜ふかし 脳への脅威

693円 (税込)

3pt

3.9

夜遅くまで起きている大人のもとで育つ子どもの睡眠事情は、想像以上に深刻だ。乳幼児の約半数が夜10時を過ぎても眠っておらず、大都市だけでなく地方都市でも夜型生活は浸透している。しかし、夜ふかしによる睡眠不足は生体リズムを混乱させ、乳幼児では脳機能発達のバランスを崩し、少年・青年期では学校社会からの離脱の主原因となる慢性疲労症候群を招く恐れがある。本書では、脳への影響をはじめ、発達障害や不登校・ひきこもりとの関係など、子どもの睡眠障害に関する最新知見を紹介。睡眠時間記録表を使うなど、副作用なしの具体的な対応策を明示する。【目次】はじめに――知っていますか? 子どもの睡眠障害――/第1章 子どもの夜ふかしが危ない/第2章 新生児から乳幼児までの睡眠障害と発達障害/第3章 小学生以上の子どもの睡眠障害と不登校・ひきこもり/第4章 睡眠時間記録をつけよう/第5章 家族でできる睡眠改善――大人が変われば、子どもも変わる――/あとがきにかえて――福井県W町A小学校における眠育プロジェクト成功例――

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子どもの夜ふかし 脳への脅威 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    とても示唆に富んでいました。
    日本中の子育て中の人に読んでもらいたいです。
    個別に取り組むには限界もあると思われるので社会全体で取り組んでもらいたい~眠育!
    なので、共働きでも実践できるように社会の仕組みとして整える支援を国にお願いしたいです!
    (現在では研究も進みその成果は国とも共有されてきている

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    ここここの本はよかった!ひさびさのヒット。
    これで睡眠の大切さを趣意説明できる。不登校の一因ともなっているので,具体的にアドバイスできそう。

    0
    2014年05月04日

    Posted by ブクログ

    子どもたちは慢性的に疲れている。平日の睡眠不足を補うために、土日は昼まで寝るという生活をすると、体内時計がズレてますます悪循環になる。これは大人にも当てはまることである。

    書かれていることはもっともなことである。子ども中心の生活をし、親が早寝早起きをすればいいだけ。しかし、著者も指摘しているように

    0
    2021年05月10日

    Posted by ブクログ

    1章:こどもの夜ふかしが、危ない に始まる現状分析から、睡眠のメカニズム、脳の働き、睡眠欠乏に起因する小児性の疲労・生体リズムの変調。変調により、社会時間に対応ができなくなる・・・ 気にはなっているけど、よくは知らない「睡眠」。 やはり、重要だよね!と改めて思う。 後半からの展開が興味深かったです。

    0
    2014年09月11日

    Posted by ブクログ

    我が子を育てるにあたって、心がけていることの一つに早寝早起きをおいていて、題名が気になり読んだ。どちらかと言うと、今睡眠不足でお困りの方が手に取ると学びが多い気がしました。小さい間に早寝早起きだった子の方がいずれ遅寝になり、リズムが狂いやすい傾向とあり、なんでやねん。と思う反面、気を付けて断続出来る

    0
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    神戸の子供の睡眠と発達医療センターの先生の著書。

    睡眠の大切さについて乳児期から大人まで気をつけるべき事が書いてある。

    脳時計が制御する3つの生体リズム
    1、睡眠ー覚醒リズム
    夜が来たら眠り、朝が来たら目覚めるリズム
    2、ホルモンの分泌
    休息を知らせるホルモンメラトニンと、活動を知らせるホルモン

    0
    2020年09月30日

    Posted by ブクログ

    本書は子どもの睡眠不足に警笛を鳴らした本である。本書で述べられている多くのことは現段階では疑似科学の範疇にあるといわざるを得ない。以下ではその解説を書いていく。

    まず前提知識として、著者が提唱を始めた「小児慢性疲労症候群」は、社会構成主義(社会問題を理論付けるための後付けの理論)であることに触れて

    0
    2015年03月09日

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