血の城

血の城

小説・文芸
838円 (税込)

4pt

4.0

天正八年初冬。遠州武田方の高天神城では、徐々に包囲を狭めつつある徳川方を狙う野伏りが跋扈していた。頭領は、家康が濡衣を着せて殺害した嫡子信康に似ているという。一方、近くの沢木村では、多くの百姓が神隠しに遭っていた……。長篇戦国巨編!

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血の城 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作品は、短い周期で、語り手が入れ替わり、いろんな立場から、同じ場面が語られるのだけれど、それで、尚更、謎が深まる、ような、焦れったい感じで、話が進むのだけれど、謎が解け始めたとたんに、いきなり、目まぐるしい勢いで、話が展開して行く。なんか、凄い作品だった。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    全1巻。
    伝奇もの。

    家康が嫡男の信康を切腹させた事件の真相と、
    それを巡って絡み合った忍者の戦いな感じ。

    2作目でこの著者の文章に慣れたのもあるかもだけど、
    デビュー作で賞取った前作「義元謀殺」より面白かった。
    群像劇な感じは相変わらずだけど、
    キャラ造形が良くなったのか前より感情移入できた。
    ワクワクな展開で結構読ませる。

    ただ、設定としてはどっかで読んだことあったり、
    伏線活かしきれてなかったり、
    謎とか理由がそんなたいしたこと無かったり、
    サスペンスとか推理とか
    トリックな感じを売りにする割には
    やっぱりちょっと弱い。
    そこを味にしてるっぽいだけに残念。
    前作の気になった部分がそのまんま引き継がれた感じ。

    ちなみに、巻末に著者の著作が年号と備考つきで載ってて、
    前作と今作以降、ハードカバー出版してもらってない。
    文庫のみの書き下ろし作家になってる。
    やっぱシビアな世界だなあと勝手に想像した。

    0
    2011年07月12日

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