子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む

子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む

825円 (税込)

4pt

3.8

子育てが困難な現代社会。何のために子育てをしているのか、自分がやっていることは子どものためになっているのかと悩む親も多いでしょう。本書は哲学や心理学、とりわけ現象学と呼ばれる学問的観点から、育児の本質を問い直します。子どもにとって本当に大事なのは「自由」と「主体性」。子どもが自分で生きていくための力を引き出すにはどうすればいいのか、その方法から、子育ての実存的意味までを、できる限りわかりやすく考察する、これまでにない子育て入門書です。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「子育ての哲学」山竹伸二
    教育論。ベビーピンク。

    一言で言うとよい子育てとは、「子供が自由に生きられるようにする」ということ。
    この要旨を導くためにわれわれ自身が子育てに対して感じている不安、願望、現実を考察しながら、かつわれわれ自身が通って来た道である子供の心を洞察し、社会における子育てへの期待

    0
    2015年07月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルほど衒学的な内容ではなく、哲学的な考察の仕方を採用しているだけで案外に実践的な子育て本。

    幸せな子育てとは何かという問いに対し、
    育児の目的は「子供の自由な生の実現」であると置く。
    そのためには、子供には自分の感情に気付く力(「感情の主体」)、自分の欲望に気付く力(「欲望の主体」)、そのう

    0
    2015年12月23日

    Posted by ブクログ

    子どもが「よく」育つためには、感情の主体、欲望の主体、理性の主体であることが望ましい、というところは新鮮というか、説得力があった。
    そのために、子どもに共感すること、行為をほめてあげること、価値の普遍性を考えさせること。
    親が子どもにしてあげるべきことについて、筆者の言っていることは簡単そうで、とて

    0
    2014年09月02日

    Posted by ブクログ

    P.32に「考察にあたっては、ドイツの哲学者エトムント・フッサールの〈現象学〉という考え方を使います。」とあるから楽しみにして読んだ。しかし、自分の現象学の理解が甘いからなのか、別に現象学を持ち出さなくても良いような気がする。子育てのそれぞれの場面について深い考察をしていき、最終的によい子育ての条件

    0
    2019年07月06日

    Posted by ブクログ

    すぐそこに答えが書いてある育児本とは一線を画する本です。

    子育てについてしっかり考え自分なりの子育てをしたいものです。

    0
    2019年01月30日

子育ての哲学 ――主体的に生きる力を育む の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 暮らし・健康・美容

暮らし・健康・美容 ランキング

山竹伸二 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す