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Posted by ブクログ 2021年05月22日
数年前に読んだ本だけど、メモを見返しての感想。
就活に苦しんでいる自分に響く内容だった。まさに“承認と自由の葛藤”に悩んでいた。
つまり、
「大企業や名の知れた企業、ホワイト企業に入り、親や恋人、指導教員、同期から承認を得たい」という気持ちと、
「一般的な企業で働くことが絶望的に向いていない(イン...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月12日
【「空虚な承認ゲーム」からの脱出】
承認欲求の話です。
心理学的なことばかり書かれているかと思っていたので、こんなにわかりやすいとは驚きました。
社会学の知識が少しある方はさらにわかりやすく感じるかも知れません。
昔は特定の価値観が共有されていたので、承認欲求は割りと低めだったらしいのですが、近...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月26日
承認への欲求がかつてないほどに高まっている。そんな時代である。しかも人々が欲する承認は「見知らぬ他者」からのものではなく「身近な他者」によるものであると著者は説く。自らの生きる意味・存在価値を常に希求する人間の根底には、無意識にせよ常に誰かに認められたいという潜在的な欲望が横たわっている。身近な他者...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月21日
「承認欲求」について、親和的承認、集団的承認、一般的承認の3段階で説明され、承認の不安はどこからきているのか、その不安を軽減していくにはどうしたらいいのかの提案がされています。
固い本かなとしばらく積ん読にしていましたが、読み始めたらおもしろく、一気に読み終えてしまいました。
自己分析や対人援助...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月13日
今は承認不安の時代である。個々が自由な価値観を持ち、核家族化、単身世帯化が進む昨今は地域や職場でのコミュニティも薄れ、身近な人の承認さえも得ることが難しくなっている。著者はこういう時代を鑑み、まずは一般的他者への承認を得るような行為、そして内省から自己承認への新たな可能性を示している。なるほど、相互...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月06日
日本人は宗教的観念も他国と比べて低いため、周囲の人たちの承認により、自分の必要性を感じようとする。あまり好きではない人との飲み会も、嫌われたくない、嫌な噂を立てられたくない、そう思っていたら断れず、だからといってそこで自分の承認価値が高まるわけでもなく、不服な気持ちを抱く悪循環。しかも交際費が重なる...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月07日
人の承認欲求には3段階があるという。⒈親和的承認、⒉集団的承認、⒊一般的承認 ということらしい。
⒈は肉親や親しい間柄で成立する無条件の承認、⒉は自分が所属する集団内で役に立つことを認められるもの、⒊は社会一般にとって(普遍的に)認められることなんだそうだ。価値の普遍性を失った現代社会では一般的他者...続きを読む
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