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彼はある日突然、CEOのスティーブ・マスターズからIT運用担当VP(バイスプレジデント)に任命された。
社運を賭けた、店頭小売とネット通販を統合する新システム「フェニックス」を3カ月以内にリリースせよ。さもないと、IT部門はアウトソーシングする、と告げられる。 プロジェクトの成功に欠かせない「4つの仕事」と「3つの道」を見つけるように言い渡される。
ビルは仲間とともに数々の危機を乗り越えるなかで、開発(Development)と運用(Operation)が一体となってシステムを開発していく「DevOps」に目覚めていく。
Posted by ブクログ 2024年02月15日
雲をつかむような概念であるdevops。これをアメリカの老舗自動車部品メーカーを舞台とした小説で体感させることを狙った小説。
本書ではdevopsが仕事の4つのタイプと3つの道に沿って解説される。その根本には『ザ・ゴール』のTOC理論がありボトルネックになっているものから仕事をはぎ取ること、加えて、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月28日
自動車部品メーカーのIT部門を舞台にした小説です。
この組織では以下のような問題を抱えていて、自分の職場状況と照らし合わせても他人事とは思えません。
・5分で済む変更のために20分かけて登録するのはアホ臭いと誰も使わなくなった変更管理システム
→何かを誰かが変えて何かが起こっても誰も状況を把握でき...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月11日
システム開発プロセスの課題を、工場の見学によって俯瞰して洞察を得て、マネジメントに活かしていく物語。タイトル通りのDevOpsの文脈としてだけでなく、普段の業務プロセスのどこに無駄があるのか、それに対する解決のアプローチは製造業からヒントを得られることが多そうだと気付いた。アジャイルやスクラムを学ぶ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
・ITの4種類の仕事―ビジネスプロジェクト、IT運用プロジェクト、プログラム変更、予定外の仕事。技術的負債を放置しておくと、予定外の仕事しかできなくなる
・(過度なセキュリティを追求する担当者に対して)会社にとって最大のリスクは、監査所見を解決できないことではない。会社が生き残れないことだ
・「お前...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月25日
IT運用における問題や問題に対する対処、
運用改善、最終的には開発・運用の一体化までを
小説として書いた本。
嫌がらせをされるシーンもあったりと、
実際のIT運用に近い話が多かったような気がする。
おかげで面白く読むことが出来ました。
IT運用から改善を実現するには、
①現状をまずは改善する(小...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月20日
ザゴールのIT版。
基本的に、システム(ある程度規模がある)開発経験者でなければ、用語の理解や、開発現場の雰囲気の調整に難航しそう。また、加えて登場人物の多さも気になる。
日本のシステム開発従事者も、スキルや契約や何より、DevOpsの先にあるITが何のためにあるのかという視点を主人公率いるユニ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月24日
IT部門の開発と運用、延いては全社的なビジネスとITの融合を図るまでの過程を本書でも言及されている「ザ・ゴール」のような小説仕立てで描き、コミュニケーションとコラボレーションの推進を訴え、目的の共有と全体最適を啓蒙する。
トラブルに次ぐトラブル、ビジネス側から突きつけられる厳しい要求、正にデスマー...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月07日
ITのプロジェクトがどんな風に進んでいくのか、
また最近流行りの(?)DevOpsがどんな概念なのかを知りたくて、
まずは小説から入ってみました。
欧米の小説な上に、自分の門外漢な領域でもあるので、
話の内容が完璧には分かりませんでしたが、
「それって情シスの仕事でしょ?」と安易に考えていたことに...続きを読む
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