この恋と、その未来。3 -一年目 冬-

この恋と、その未来。3 -一年目 冬-

693円 (税込)

3pt

3.7

冬休みに入り、未来とともに帰省することになった四郎。姉達への恐怖に加え、三好に対する申し訳なさを抱え東京に戻った四郎だが、彼以上に家庭不和な未来が家を飛び出してきて、松永家で一緒に年越しを迎えることに。以前とは少し変わった家族と、父の誘いで出会った西園幽子達と賑やかな日々を過ごし広島へ帰った四郎は、西園の恋人である三並や広美の言葉に自分の不甲斐なさを痛感し、未来への気持ちを断ち切る決心を固めるが……。待望の第三幕。

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この恋と、その未来。 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • この恋と、その未来。1 -一年目 春-
    660円 (税込)
    超理不尽な三人の姉の下、不遇な家庭生活を過ごしてきた松永四郎。その地獄から逃れるため、新設された全寮制の高校へと入学を決めた彼は、期待を胸に単身広島へ。知らない土地、耳慣れない言葉、そして何よりもあの姉達との不条理な日々から離れた高揚感に浸る四郎だったが、ルームメイトとなった織田未来は、複雑な心を持つ……女性!? 四郎と未来、二人の奇妙な共同生活が始まる――。 ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※
  • この恋と、その未来。2 -一年目 夏秋-
    660円 (税込)
    夏休みを迎えた四郎と未来は、和田、三好の四人で泊まりがけの旅行へ向かう。島での開放感の中、未来に三好との仲を煽られ何とも言えない微妙な気分に陥る四郎。未来に対しての決して明かすことのできない好意を秘めたまま二学期に突入した彼は、三好とともに文化祭委員を引き受けることに。穏やかな彼女に心地よさを感じながらも未来への恋心を払拭できない四郎だが、クラスが団結し賑わう文化祭に、未来の心を奪う人物が現れて……。話題作、第二幕。
  • この恋と、その未来。3 -一年目 冬-
    693円 (税込)
    冬休みに入り、未来とともに帰省することになった四郎。姉達への恐怖に加え、三好に対する申し訳なさを抱え東京に戻った四郎だが、彼以上に家庭不和な未来が家を飛び出してきて、松永家で一緒に年越しを迎えることに。以前とは少し変わった家族と、父の誘いで出会った西園幽子達と賑やかな日々を過ごし広島へ帰った四郎は、西園の恋人である三並や広美の言葉に自分の不甲斐なさを痛感し、未来への気持ちを断ち切る決心を固めるが……。待望の第三幕。
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-
    671円 (税込)
    二年への進級と共に、それぞれ第二寮の個室へ移った四郎と未来。新入生の梵七施の噂から三好と付き合っていることを公にした四郎は、少しずつではあるが、気持ちを未来から三好へ向けていく。そんな夏のある日、未来は山城に自分の秘密を打ち明けると四郎に告げる。心の底では山城が未来を受け入れることを怖れながらも、ただ一人の親友として未来の決意を応援し、自分は三好を含めた友人達と夏の夜を楽しもうとする四郎だが……。揺れ動く、第四幕。
  • この恋と、その未来。5 -二年目 秋冬-
    715円 (税込)
    山城との一件で三好を傷つけ、未来の信頼も失ってしまった四郎は、父の誘いで京都を訪れた。そこで三並と西園から、未来とともに結婚式に招待され困惑する。しかし未来から真実を知らされ、以前と変わらず接してくれる和田と梵、そして広美のおかげで徐々に日常を取り戻していく。そんなある日、梵に望まない婚約者のことを相談された四郎は、未来の妙案で仲間達と団結し、彼女を助けるため文化祭で一芝居打つことにするのだが――。
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-
    737円 (税込)
    高校最後の一年と四郎を残し、未来は去った。広美と結ばれた四郎は、彼女との将来のため料理を勉強し、広島に留まろうと考え始める。気が置けない友人達や相変わらずの和田、ぎこちなさはありつつも、優しいままの三好。未来だけがいない穏やかな日々を過ごし卒業を迎えた四郎は、独り立ちを前に父からの誘いで一時東京へ戻ることに。これからのことを母や姉達にも伝え、自分の未来へ歩き出した彼に、思いがけない再会の時が訪れる――。待望の、最終幕。

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この恋と、その未来。3 -一年目 冬- のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやもうなんというか、苦しいなあ。

    未来を好きなくせに、三好さんと付き合う四郎は確かにクズだろう。
    (そのことを三好さんに告げていることは救いではあるけれど)
    でもこれは、責められないなあ。
    未来のことを忘れなければならない。
    そのために、三好さんにある意味すがっているのだ。
    それは甘えだけど、そ

    0
    2016年06月03日

    Posted by ブクログ

    主人公になかなか共感できない分、三好さんや広美さんの存在が一服の清涼剤なんだよなぁ。そんな四郎もこの巻で大きな決断したようで何より。
    三好さんとのデートの場面では読みながら「行け!」「そこだ!」とか思ってしまった。
    あとニ胡姉のぐぬぬな表情見てみたかった。

    0
    2017年01月20日

    Posted by ブクログ

    そうだな、確かに離れることはすごく効果的だと思う、が……果たして。
    四郎はほんとにいいやつだと思うんだけど微妙に勝手なところがあり、いやまあ何だろう、すごくいいやつだからこそ逆にそういうとこが気になってしまうのかもしれんが、しかし本当にいいやつだよなあ…。かわいそうなくらいだ。

    0
    2015年10月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    性同一性障害をテーマにしたライトノベル3巻目。1巻目、2巻中盤までは読み続けるかどうか迷いましたが、結果的には読み続けて良かったです。主人公の悩みにおける感情描写が1・2巻と比べると多くなったように感じ、ページをめくるスピードが上がりました。ライトノベルレーベルの刊行でなくてよいのでは、その方が手に

    0
    2016年03月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2018/5 4冊目(通算75冊目)。だいぶ人物関係がドロドロとしたものになってきた気がする。この作者は元々こういう物を書きたかったのかなと読んでいて思った。あと、四郎が未来を好きだという気持ちが読んでいてどうもよく理解できないんだけど、これは自分が朴念仁過ぎるせいなのかな。三好を悲しませないために

    0
    2018年05月06日

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