イヒカは深山で、ある子供と出会う。子供は謎めいた女によって山に閉じこめられていた。子供がイヒカに頼む―ぼくを助けに来て。大切なお守りを預かり、助けに戻ることを約束したイヒカ。だが二人は数奇な運命に呑みこまれてゆく。人間の信義に胸が震え、緻密かつ壮大なスケールに心奪われる、傑作大河ファンタジー。

ジャンル
出版社
双葉社
掲載誌・レーベル
双葉文庫
電子版発売日
2014年05月23日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

深山に棲む声

Posted by ブクログ 2013年04月21日

ロシア民話(日本で言う「三枚のお札」)を元にした本書。物語そのものにどっぷりと漬かれる本だった。
イヒカ少年の話かと思ったら、囲炉裏の前で旅人に聞かせる昔話で。昔話かと思ったら、話の登場人物が実際に出てきて。後代になると昔話がおとぎ話になり、現実の話は昔話になる。物語の入れ子構造というか、読みながら...続きを読む

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深山に棲む声

Posted by ブクログ 2013年04月11日

ファンタジーとしても面白かったけれど、ミステリとしても素晴らしい。4つの国の物語をたどり、関連した部分を頭のなかで繋ぎ構成してゆく作業が本当にたのしかった。

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深山に棲む声

Posted by ブクログ 2013年04月06日

著者の森谷明子さんは、三十年以上も昔、高校のクラスメイトだった人。そんな贔屓目抜きで、これは面白い本でした。
文庫本の帯に「一分の隙もない緻密さ、目をみはるスケール感、胸打つ人間ドラマ」という安っぽい褒め言葉が並んでいたので、本屋で手にとった時、あまり期待できないのでは?という疑いを持ったのだけど…...続きを読む

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深山に棲む声

Posted by ブクログ 2018年04月26日

面白くなくはない。ないのだけれども、面白いかといわれるとなんとも言えない。すべての物語を読むと全貌がわかる、という構成になっているが、本当に全貌がわかるかというと、何だか少し不完全燃焼な部分も。
カタカナ名前が覚えにくすぎて何度も誰だかわからなくなってしまった。そういう仕掛けではあるので、仕方がない...続きを読む

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深山に棲む声

Posted by ブクログ 2013年05月23日

今、昔、おとぎ話として章ごとに時間軸がずれるけれど最後に集約されて謎がとけた。ファンタジーだけどミステリ要素もある。

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深山に棲む声

Posted by ブクログ 2013年05月06日

いつもの、連作方式かと思いきや、まあ、そうなんですけども、ちょっと仕掛けがしてあります。
そして、相変わらず、その二人の馴れ初めくわしく!みたいな焦らし放置も多い。余韻というものなんで、仕方ないですが。
最初の気味の悪さとか、えぐさとか好きかな。

最初に出てきた可愛い子がこーなっちゃうのかよ!みた...続きを読む

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