続 御書物同心日記

続 御書物同心日記

565円 (税込)

2pt

3.7

嫁入り道具の絵巻物を担保に、大名家が古本屋に金を借りにきた。目利きを頼まれた御書物同心の丈太郎は、極彩色の春画にうろたえる。一方、将軍家の書物を管理する御文庫では将軍遺愛の本が紛失した。書名を聞いた途端、丈太郎は驚愕する。そして「事件」は意外な展開をみせた・・・。江戸情緒あふれる連作集。(講談社文庫)

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続 御書物同心日記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年11月09日

    ちょっとした事件が毎回おきますが、最後は余韻のある終わり方で味わいがあります。すぐ読んでしまうともったいないので少しずつ読んでましたが読み終わってしまった。続きも楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2016年12月28日

    前作も、面白く読んだ。
    御書物方同心なる役があったこと、紅葉山の德川家の御文庫のこと、そこでどんな仕事があったのか、どれも知らなかったことばかりで興味深かった。
    ごく短い短編なのに、古書をめぐる謎とその解決がそれほど不自然でなく展開する手際の良さも、見事だと思った。
    ただ、前作は埃やネズミの糞、紙魚...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月02日

    すっかり、その淡々とした世界にはまってしまった『御書物同心日記』。この続編では、「本の虫」丈太郎の意外に剛毅な一面とも出会うことができる。

    事件というほどの事件は相変わらず起こらないが、平凡な日常の中にときどき起こる「波風」は前作にくらべればはるかに大きく、そのぶん丈太郎も文字どおりの「活躍」をみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    御書物方をのどかなどと感じたが、今でこそ空調と機械警備に任せて古文書を管理しているものの、あれを人力でやるならば相当難儀に違いない。無事であってあたりまえながら、一日24時間、永劫に大事を許されない重責であると思い直す。

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    Posted by ブクログ 2011年09月11日

    続、からしか見つからなかったけれど、別に困らない。将軍家の司書を勤めた同心たちの話である。そんな役職があるとは知らなかった。ついでに古本屋の手伝いをしているのが面白い。

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