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Posted by ブクログ
天才と凡才。
アイシールド21のテーマは間違いなく天才と凡才だと思う。
天才を前にして、凡才はどうすればいいのか。
雲水と阿含、葉柱とヒル魔、番場と峨王、峨王とドン、モンタと一休、モンタと鷹、桜庭と進、セナと進、セナとパンサー。
物語の中では、凡才と天才とが度々向かい合う。
凡才の反応は散々たるものだ。
あるときは戦おうともせずに諦める。
あるときは必死に抗うが、無様に敗北する。
あるときは絶望する。
だが、それでも足掻いたやつに、ひとときだけの、ほんの一瞬の勝利が訪れる。
才能を打ち負かす。
その瞬間の喜びは何にも変えがたい。
それが、この物語のテーマだ。
そんなやつらのミーティング場面。
格下相手で余裕をみせるチームメンバーにヒル魔が言い放つ。
「1%負けるんだぞ」
この「1%」という言葉、ヒル魔はよく使う。
勝てる可能性が1%だけある。
勝機が1%に戻りやがった。
天才と対峙した凡才は、100回中99回は負け。
圧倒的な格上には成すすべもない。
ただ、それでももがいてあがいた奴のもとに微笑む、それが1%。
モンタもセナもヒル魔も、天才じゃない。
天才じゃなくても、1%の勝利に向かってただただ突き進む。
そんな泥臭さがたまらない。
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