叫びと祈り

叫びと祈り

小説・文芸
639円 (税込)

3pt

砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇……ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第5回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理。《週刊文春》ミステリーベスト10国内部門第2位をはじめ各種ミステリ・ランキングの上位を席捲、本屋大賞にノミネートされるなど破格の評価を受けた、大型新人のデビュー作。

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叫びと祈り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    その国の特色や宗教に合わせた事件が面白く、短篇集である事を感じさせない世界観の強さがあった。自身が異邦人である事を歯噛みするような閉塞的な事件もあり、それを踏まえた上で『祈り』を収録したのが筆舌に尽くし難いほど好きだ。とても良い作品だった。

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    私は異国ミステリーが好きなのよ(๑♡∀♡๑)
    特に好きだったのは⤵︎ ︎
    「砂漠を走る船の道」
    「凍れるルーシー」⇽イチオシ
    「叫び」

    「凍れるルーシー」は「火蛾」好きには堪らん(*´﹃`*)
    そして評価低くて読むか迷ってる方は是非読んでみてください!私的には大好きでした♡

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    2008年にミステリーズ!新人賞を受賞した作品を含む5編からなる短編集。初めて読む作家だったが、その素晴らしさに驚いた。
    ジャーナリストとして世界を旅する青年が旅先で殺人事件に遭遇する。思いもよらない動機に驚かせられる。
    美しい文章で、各地の風景が心に浮かんでくるよう。
    やはり、受賞作品の「砂漠を走る船の道」が一番よかったと思う。
    2編目の「白い巨人」は、謎解きはあるものの他の作品に比べて軽い感じで、全体の流れの中で違和感があったが、最後の「祈り」でつながってきて納得。
    兼業作家だそうで、作品数は多くないようだが、他の作品もぜひ読んでみたい。

    0
    2019年11月09日

    Posted by ブクログ

    旅とミステリー。5つの作品がおさめられている。個人的にはこれらの物語そのものに魅力を感じた。そこにミステリーの要素が加わり、より深いものになっていると思う。

    0
    2017年09月15日

    Posted by ブクログ

    風景が外国のそれとなるからか、読みづらい。
    動機の面で攻めた内容ではあったので、そこはミステリの裾野を広げている、重要な作品ではある。

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    五つの短編ミステリが掲載されている連作小説。
    広大な砂漠、情緒あふれる風車の風景、秋の美しさとほの暗さを感じさせるロシア、熱帯の不快さと未知の不気味さ。異国の趣を流麗に描いた筆致がエンタメミステリとしてだけでなく、文芸としての読み応えを増させている。
    ロシアを描いた「凍れるルーシー」は、読者の気付かぬうちに事件が起こり、突然の解決パートに入る独特な手法。
    そもそも何が起きていたかの解説と解決が同時に行われる新しいパターンだった。
    どの作品も、その国、その場所だから成り立つトリックや事件ばかりで、読みながら未知の扉が開けていく感覚だった。
    建物や風景の説明が細かく、若干読むのにもどかしい思いをしたり、わかりにくかったりする部分もある。しかしそれを差し引いても、じっくり読む価値のある小説だった。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    海外の動向分析の雑誌を発行している会社に勤務する男性の、海外で出くわした出来事の連作短編ミステリ


    海外の動向分析を主な内容とする雑誌を発行する会社に勤務する青年 斉木
    NPOや政府関係機関も一目置く情報誌の質を維持するためには相応の取材が必要なめ
    多言語を操る彼は海外を飛び回る生活を送っている
    年間百日以上を海外で過ごす彼が巻き込まれた、様々な出来事の謎解きのお話

    収録は5編
    ・砂漠を走る船の道
    ・白い巨人
    ・凍れるルーシー
    ・叫び
    ・祈り

    砂漠のキャラバンに同行した際の連続殺人事件
    風車に入って消えた人の謎
    朽ちない聖人の遺骸調査への同行
    エボラ出血熱と思われる感染症で滅びかかっている南米の部族
    療養施設らしき場所に入院させられている「男の子」とその子を見舞う「青年」とのちょっとした推理ゲーム


    ミステリなので、フーダニット、ハウダニットも描かれているけれども
    この作品の特筆すべきところはホワイダニット
    海外を舞台にしているのにもちゃんと理由があり
    日本とは異なる文化、その価値観でしか成立しない意外性
    部外者には理解できない、内なる人だからこその理由

    そして連作短編集たらしめている繋がり
    完成度高いなぁ

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。「凍れるルーシー」では、明確な解明がされなかったのが残念。すべて説明がつくような話だと期待してしまった。
    ストーリーが短く次々読める。最終話だけは予想が当たった。

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストである主人公が、取材に赴いた世界各国で遭遇する謎を描いた連作短編集。

    梓崎優さんのデビュー作です。

    ミステリ要素のみに着目すれば、少々物足りなさを感じてしまうかもしれません。
    でも、その土地に根ざした文化や価値観が、謎と深く関わっているところに、他のミステリ作品とは一線を画する斬新さがあるように思います。

    それに加えて、風景描写と情景描写の巧みさは新人離れした印象で、他の国々を舞台にした作品も読んでみたくなりました。

    10年以上前の作品とのことで、今更シリーズ化するのも難しいかもしれませんが、物語としての整合性の高さと、ミステリの新たな可能性を感じる一冊だと思います。

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    短編集。どの短編も後半で印象がガラッと変わる。ミスリードなのか自分の読解力がないのか読んでいて翻弄される。

    0
    2021年09月12日

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