ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
経済学の対象は、公共部門の運営、貿易問題から企業経営まで幅広い。経済学の基本さえマスターしていれば、日頃何気なく読んでいる新聞記事も、何が問題なのかが見えてくる。現実を見る目が磨かれる入門書の決定版。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
小著なれど、経済学の幅広い領域を俯瞰し、エッセンスを学ぶには最適。労働経済とリカードの比較優位の理論はサラリーマンには興味深い。 索引があるとよかった。
トレードオフ・・2つ以上の目的があるとき、どれか一つの目的を実現しようとすると他の目的が犠牲になるという関係。 パテント制度・・技術を開発した人にその技術の権利を認め、技術開発から得られる社会的な利益を研究者に対する所得の形にすることで、研究のインセンティブを高めようとする制度。 ニューパブリッ...続きを読むクマネジメント・・公共部門の必要性を満たしながら、民間部門のよい部分も導入しようという動き。 シナジー・・異なったものが結びついて大きな価値を生むこと。 雇用の状況を示す指標・・①完全失業率 ②有効求人倍率 (1以上・・求人数の方が多い、1以下・・求職数の方が多い) ペティ=クラークの法則・・サービス業に重点が移っていくこと。 portfolio investment incom・・証券投資収益 changes in reserve assets・・外貨準備増減 国際収支①経常収支 ②資本取引 ③金融取引 経常収支・・日本の海外に対する対外資産の残高がどのように変化するかを示す指標。日本の経常収支の黒字は、日本が海外資産残高を増やしていく、つまり海外に対する債権国になっていることをあらわしている。 外貨準備高・・政府や中央銀行が持っている外国通過の動き(為替ルートを安定させるために外貨準備高を持つ) 協調介入・・複数の国が同じ歩調で外国為替市場へ介入すること。 企業は為替レートの変動を抑えようとする ①為替ヘッジ ②海外生産の展開 ③製品の差別化
上巻に引き続き。下巻では、経済学の応用部分、公共面・金融面・組織(特に労働)・国際経済に触れられている。上巻でのレビューにも書いたとおり、非常に分かりやすく、経済学の勉強の導入や、就活前及び新社会人が教養として読むのに非常に適している。
上巻と同じく200ページ弱のボリュームの新書。 その中で「公共部門の経済学」「金融システムを理解する」「人と組織の経済学」「国際経済学を見る目」の4テーマが扱われている。上巻では「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「経済学史」「戦後日本経済の流れ」「ゲーム理論」を扱っており、どちらかと言えば全体の理屈的...続きを読むなものだったのに対して、下巻では現実の経済の各論を扱っている。 上巻・下巻ともに、それぞれのテーマのエッセンスがコンパクトに分かりやすく書かれていた。本当に基本的な経済学の概説なので、別に目新しいことが書かれているわけではないが、経済学の全体をもう一度整理して理解しておこうという人にとっては、良い本だと思った。
頑張って読みました。 世界について、うっすらわかったような気がしますが、まだまだ難しいです。 もっと勉強したいので、また経済学の本読みます。
上巻の基礎をベースに財政・金融・国際経済などの具体的な分野の経済問題を扱うことで考え方を学べる。日本銀行とか株とか信用取引とか「知らなくてもできるけどなんか気持ち悪いキーワード」をやさしく解説してくれている。個人的にはパレート均衡や比較優位等の概念が出てきて、経済学におけるゲーム理論の重要性を再認識...続きを読むした。
下巻は上巻に比べると若干、抽象的かな?と思いますが、私のような経済学初学者にとっては得るところ大です。 例えば ・トレード・オフの概念(あちら立てれば、こちら立たず) ・クラウンディング・アウト(政府がよかれとやった財政政策の効果が半減してしまう現象) ・プライマリー・バランスの考え方(財...続きを読む政再建の示唆を与えてくれます) ・貨幣の機能(価値尺度、貯蔵手段、取引媒介) ・貨幣の保有動機(取引、予備的、資産保有) ・年功賃金制と「人質」(20代の方がいい仕事していたりするので、これすごくよく分かる) ・失業対策の多様性(単に景気を良くすればいいわけではない) ・為替リスクに備えるための、先物取引、オプション取引、ポジション概念 ・保護貿易が産まれる要因(多数にとっては利益だが、一部の関係者には大変な損失なため、保護貿易を求める声は先鋭的に強い)
(上)よりもちょっとしんどかった作品。この(下)は4つからなっています。「公共」(財政政策など)、「金融」(金融政策など)、「人と組織」(企業と労働)、「国際経済」 この中で、国際経済を一番楽しみにしていました。為替や円高円安はわかるけど、貿易収支は何か難しかったです。輸出企業などの為替レートへの対...続きを読む策など、考えてみれば当たり前だけど、その当たり前のことを知らなかったです。
先週読んだ本の続き。読み終えたのは5日ほど前で、既に別の本を読み始めているので、一応1週間に1冊以上の目標はまだ達成できていることを併せてご報告。 下巻では「公共部門の経済学」「金融システム」「人と組織の経済学」「国際経済」について各章で述べられていて、一応上巻とは独立した形になっている。でも...続きを読むまぁ、初学者は素直に上巻から読みましょう。 上下巻ともに高校までの社会の授業で聞いたことのある話から始まって、時折経済学の(おそらくは)基本用語が登場し、それを解説していくスタイル。その際には身近な具体例や過去の出来事を引っ張ってきて読者の理解を手助けしてる。ただ、「本書のような入門書ではこれ以上詳しくは書かないが」的な言葉があちらこちらに登場し、この本に書いてあることはごく基本的なものなんだと強調している…が、反面「もっと知りたい」という読者に思わせるような文章だなぁという印象を受けた。…実際、自分もこの本を読んで「経済学についてもっと知りたい」と思えた。 上巻を読み終えたときにも思ったが、上下巻を読み終えて改めて初学者が初めに手にする本として相応しいと思う。入門書は数多くあれど、この本に初めに出会えて良かった。
初歩的な公共経済、金融、国際経済の解説をわかり易く説明している。 踏み込んだ知識はこの新書から先に進んでくださいという感じ。 少し古いので経済事象は現在と過去の問題点を比較できる。 本書発行当時の人たちはまさか不況が長引き就職氷河期世代を作り出し、最近では150円近くの円安になったり、米の価格が5k...続きを読むg5,000円超えたり、トランプが関税をかけまくるとは思いもしなかったであろう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
はじめての経済学
新刊情報をお知らせします。
伊藤元重
フォロー機能について
「日経文庫」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
伊藤元重が警告する日本の未来
岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
グローバル経済の本質
経済学で読み解く これからの日本と世界
試し読み
経済危機は世界に何をもたらしたか 2010年代、政策転換の行方
経済大変動 「日本と世界の新潮流」を読み解く60の視点
経済大論戦 スガノミクスを占う
時代の“先”を読む経済学 日本と世界の潮流をつかむ70の視点
「伊藤元重」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲はじめての経済学〔下〕 ページトップヘ