企業はなぜ危機対応に失敗するのか 相次ぐ「巨大不祥事」の核心

企業はなぜ危機対応に失敗するのか 相次ぐ「巨大不祥事」の核心

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4.3

みずほ銀行、阪急阪神ホテルズ、カネボウ化粧品……
2013年に社会を揺るがした「巨大不祥事」の本質に迫る!

かつてない重大なリスクにさらされる日本企業へ、
コンプライアンスの第一人者による緊急書き下ろし!

<目次>
はじめに
第一章 二〇一三年に起きた「巨大不祥事」
阪急阪神ホテルズ「食材偽装」問題
「大企業のコンプライアンスの論理」の弊害
みずほ銀行「暴力団員向け融資」問題
カネボウ化粧品「白斑被害」問題 ほか

第二章 社会環境の変化と不祥事
「社会の要請に応えること」の困難さ
「隠ぺい企業」批判で危機に瀕した不二家
東日本大震災と九州電力「やらせメール」問題
オリンパス損失隠し問題 ほか

第三章 企業の危機対応の戦略
危機対応における「フォーメーション分析」
パロマ湯沸かし器事故問題をたどる
みずほ銀行問題をフォーメーション的視点で考える
カネボウ化粧品問題をフォーメーション的視点で考える
阪急阪神ホテルズ記者会見の混乱の原因
不二家の「隠ぺい」をめぐる誤解を解く ほか

第四章 企業をとりまく環境の変化をとらえる
環境と社会の要請
野村證券インサイダー取引事件
JR西日本福知山線脱線事故
新日本監査法人インサイダー取引事件 ほか

あとがき

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企業はなぜ危機対応に失敗するのか 相次ぐ「巨大不祥事」の核心 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年03月21日

    食品偽装としては同じ内容だったのに、プリンスホテルと阪神阪急ホテルズでは、なぜあんなにも,マスコミ対応が違ったのか・・・非常に興味深い一冊です。

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月01日

    仕事に少し関連することもあり手にしました。“不祥事”と呼ばれた出来事とその時の企業の対応、またそれに対する消費者や世の中の反応を紹介しています。消費者の批判に対し企業が改善を行っていくことの社会的な意義を認めつつも、程度の問題として、どのような社会を我々は求めるのかと疑問を呈する文章が印象的でした。

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月29日

    企業不祥事の本と思って手に取ったが、不祥事ではなく危機対応の本だった。副題ではなくメインタイトルを読めばわかる話なんだけれども。

    雪印の社長が「私は寝てないんだ」と叫んで「炎上」を引き起こしてから十数年。筆者の言う通り、企業を取り巻く環境は変わった。ほんのちょっとした誤解が増幅した時、平時には味方...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年01月30日

    問題が起きた時に、とにかく謝っておけばいいとか、とにかく同業他社の前例を踏襲しておけばいいとか、ちゃんと自分の頭を使っていない対応をとると命とりになりますよと言っている。
    ちゃんと正直にロジカルに、そして状況をよく見て、誠実に対処すること。当たり前のことなのだが、組織でそうした対応をできるかどうかは...続きを読む

    0

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