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経済学は何を忘れたまま「経済成長」を目指してきたのか.料理や家事,自然環境など「お金儲けしない」領域を見直してみたら,じつは私たちの生活も経済も支えている,人も自然も壊さない「経世済民」の考えや実践が存在していた.企業任せでも,政府任せでもない,私たちの〈共(コモン)〉の仕組みを考えよう.
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Posted by ブクログ
宮本憲一推し。地域の自然と社会に根差した有機的な農と食の営みを強化し経済的には互酬や再配分も含めた 多元的な社会的連帯経済の仕組みを考え 必要であればコミュニティ通貨を使って取引、交換様式 D を目指し政治的には ミニシュパリズム的な草の根からの民主的な自治を目指す。うーん。
市町村とかで農場を所有して市民みんなで管理して食べ物を自給自足するみたいなのにはすごく憧れるし実現してほしい。しかし、すっかり金の奴隷で本来必要なかったはずのものにたくさん金を使いたがる現代人の中に、賃労働の時間を減らして収入が少なくなってまで畑仕事に協力しようという人はかなり少なそうで、実現はとて...続きを読むも難しいんだろうなと思った。でもいつかはこの本で書かれている共の社会になるんじゃないかと希望を抱いてもいる。
お金儲けや拡大路線を至上命題とする新自由主義が蔓延る資本主義社会で、〈食〉はその領域ではないとの主張に納得。特に食料自給率が低い日本こそ、危機感が必要なはず。ただ、筆者の正論が社会常識としてパラダイムシフトする道筋、どのくらいの月日を要するのか。期待と諦めを同時に持ってしまう。
育児と仕事の両立が難しくて休職中のため特に前半が心に残った 。 特に主婦(夫)業をしている人に読んでほしい 。 昨今SNSでは子どもは贅沢品とか言われているし、大好きな子どもといるのに仕事と言うのになんとなく抵抗があった。 家事も自分がと家族が暮らしていくものであるし。 しかし、この本を読んでこの部...続きを読む分も経済を支えている立派な仕事だと認識できた。
〈小さな政府が正しく機能しないまま新自由主義が拡張を続けていること〉の問題を訴えてるように感じた。 とりわけ、食べ物やインフラが自由競争に巻き込まれていて、投資対象になっている(本来的なニーズではない価値観に巻き込まれている)ことに注意を払う必要があり、そこのローカルにあるコモンを育てることで対策し...続きを読むないと巻き込まれ続けると警告していると受け取った。貨幣がもつ機能と問題は、大人になった今、改めて気付かされることがあった。確かにオルカンに使うお金と、お米を買うお金は別物だ。 貨幣価値と実際の価値を同一視しすぎないこと、政治に参画すること(それもローカルな)、手仕事をすること(特に土仕事)の大切さを訴える内容。
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