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Posted by ブクログ
高嶋哲夫『首都襲撃 下』PHP文芸文庫。
中東の国をテロ国家と蔑み、イスラエルと手を組んで戦争を仕掛けるアメリカの大統領の方が余程のテロリストだと思う。エプスタイン問題から国民の目を逸らそうと無益な戦争を仕掛けたり、UFOの映像や写真などを公開する大統領に焦りを感じる。どうせ三度の暗殺未遂事件も票集めと支持率集めの自作自演であろうなどと考えてしまう。
さて本作。上巻よりもスピード感とスリルがあり、面白いのだが、今一歩という感じである。無差別爆破テロに見舞われる東京が描かれ、多くの人びとが亡くなるのだが、結末は意外とあっさりしている。
世界各国の要人を招いて、東京で開催されるテロ撲滅世界会議が迫る中、イスラム系テロ組織と日本のテロ組織とが手を組んだ爆破テロの脅威が増していく。
会議開催まで後数日と迫る中、銀座、赤坂、上野、四谷、新宿のコンビニ、駅、レストランで無差別爆破テロが発生し、多くの死傷者が出る。さらには池袋駅前のマクドナルドには自爆ベストを着た3人の立て籠もり犯が銃撃を行う。アメリカからテロ組織の凶行を防ぐために来日した刑事のジョンと夏目明日香は池袋の現場に急行し、テロリストを制圧する。
密かに来日したイスラム系テロ組織が手を組んだのは『官邸襲撃』で夏目明日香に殺された筒井信雄の妹、山仲明美だった。明美はテロ撲滅世界会議開催を阻止するため、新崎総理が会議でスピーチをしてもらうために極秘に招聘した元テロ組織の少年兵だったマリナの命を狙う。しかし、そこにはアメリカ大統領を巻き込むさらなる陰謀が渦巻いていた。
本体価格860円
★★★
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