くもをさがす

くもをさがす

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

カナダでの乳がん治療を綴った著者初ノンフィクション。異国の地で自分を愛し生きることの喜びを切実かつユーモラスに描く。第75回読売文学賞、書店員が選ぶノンフィクション大賞オールタイムベスト受賞

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くもをさがす のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本は手元にあったのにずっと読めずにいました。
    それはこの本の内容が「怖かった」からなのですが
    実際に読んでみると怖いどころか、「勇気」がもらえる
    内容でした。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    西加奈子という人は知ってる。
    作家だ。恥ずかしながら読んだ事はなかった。
    あさイチに出てどんな本なのかも知ってた。

    がんの話とその後。
    最後の読者に向けたメッセージは本当に突き刺さった。
    ステージ0のがんサバイバーの言葉も代弁してくれた。
    本当に怖い。
    いつ再発するか。健康診断の後の電話が来ないようにとか祈るような日々もある。

    こんなに代弁してくれる人がいるなんて、
    そしてそんな文字があるなんて。

    思い出して辛くなったらまたページを開く。

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    西加奈子さんという人が、とても好きになる本。
    いやまじで友達になりたい...

    たくさんの人を愛しているから
    愛されている事が伝わる。

    海外での乳がん闘病生活について
    不安、不便、心配、痛みなど、
    リアルな辛い気持ちがが描かれている。
    本当に辛い経験を乗り越えている最中でも、そこにはユーモアと愛がある。

    闘病生活以外にも、
    日本とバンクーバー間の文化の違いについても頷ける部分が多かった。

    便利で安心な日本の良さも伝えつつ、
    日本の広告の多さやルッキズム、
    他人からの目を気にする文化についても言及していて海外生活経験のある人にはきっと深く共感できる内容だと思う。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    『サラバ!』からの『くもをさがす』で完全に西さんのファンになってしまった。西さん、友だちになりたい。。。ただの闘病記なんかではない。西さんの人生そのもの。
    西さんは最後に「本当に美しい瞬間は、私だけのものにしたい」と書いているが、十分有難いほどに美しい瞬間を書いてくれている。あまりにも剥き出しで何度も泣きそうになったけど、そこには常に希望があって、まっさらな事実があって、西さんの筆致のおかげで俯瞰して見られる自分がいたから泣かなかった。

    正直勉強や仕事をしているうちは努力すれば報われるものだと、自分は強いと思うことが多かったけれど、子育てをしはじめるとなんと自分が非力なんだと思うことが多くて、嫌悪して、自分に期待しては落ち込んで、弱さを何度も突きつけられた。私はいまだにその弱さを完全に受け止めてられていないから、西さんのように清々しい境地に至っていない。たくさんの付箋をなんども読み返して、大好きな人たちに愛を分けながら自分の生を全うしていけたらいいと思う。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    動画でお見かけして楽しく明るく元気な人だと思っていたので、こんな壮絶な体験をしているなんてとても驚いた。
    この経験をしているからこそなんだ。
    だからあんなにも愛と優しさで溢れてる感じがしたんだなーと変に納得。

    人生は一度きり。
    私のからだのボスは私。
    そうだよね、忘れそうになってた。
    読んでよかった。

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんだったけれど、もう完全に大好きになってしまった。
    友人や医師の言葉が皆関西弁なのが面白い。温かみを感じた。
    日本とカナダの違いがとてもよくわかったし、見習いたいことがたくさんあった。
    西加奈子さんのように強くしなやかに生きたい。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ


    闘病中
    たくさん本を読み、たくさん音楽を聴いて
    嘆くだけではなく
    たくさんたくさん考えて、感じて、涙もし
    書かれた文章は心に沁みてきて、
    本当に賢くてかっこいい女性だなと思った。

    カナダの、ゆる〜い看護師さん達との会話が
    関西弁に和訳変換されているところが
    時々ボケツッコミ風で絶妙✨

    家族、友人への想いとたくさんの感謝が綴られ
    読みながら、西さんと一緒に泣き笑いした。

    本に付いていたカード
    『それぞれの生を通過してゆきましょう』
    読後改めて見てかみしめる。

    0
    2026年08月11日

    Posted by ブクログ

    夢中で読みました!私にとっては、泣けるエッセイでした。海外で著者ががんと宣告されてから今日までが書かれています。医療従事者のセリフ(おそらくほとんどは英語だと思います)が、関西弁に翻訳されており、病気という重いテーマを扱っているにも関わらず、明るく感じさせます。
    生きてくれていて、よかったなとそう思いました。
    弱っている時にこそ、オススメの一冊です。

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    前々から読もうと思うきっかけは何度もあったのに、何となく、ガンのエッセイだからと敬遠してしまっていた本。
    でも違った。
    与えられたこの生を自分のものとして生きる、その修行の書のようだった。

    自分にはいつも選択肢があること、
    そして自分で決定できること、
    自分の周りの人達に頼ってよいこと、
    反対に自分も頼られる存在になれること、
    自分の生、他者の生を尊重すること

    愛を持ちかっこよく生きているように見える人は、こういう修行を地道に積んでいるんだろう、
    自分の生の選択を手放したりせずに、人任せにしてしまいたくなることも自分で決断しているんだろう、
    私もそうありたいな

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    文庫化されたので購入。
    ただの闘病記ではなく(どんな病気だって闘う本人は大変だから、「ただの」という言い方は不適切な気がするけど)、そこかしこの行間からたくさんの愛を感じるところがいい。1番身近な夫と子(きっとここは当然だから)以外の愛をこれでもか!と感じるように書かれてるのが面白い。
    日本とカナダでの違いというか、人間は同じで、気持ちも同じでも病気への向かい方は違うであろうというところも興味深い。
    文庫化あとがきの「後遺症なのか更年期なのか加齢なのか…」はもう激しく頷くばかり。

    0
    2026年07月20日

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