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図を多用し、その仕組みをたとえを使いながら見せることに重点を置いています。
著者が選んだ基準は、(1)インターネットでメールやブラウザを利用する一般ユーザーの日常のコンピュータで使われていること、(2)特定の状況や高度のソフトウェアだけに使えるものは除くこと、(3)基本的にコンピュータ・サイエンスの理論に基づくこと、です。
扱っている9のアルゴリズムのテーマは、検索エンジンのインデクシング、ページランク、公開鍵暗号、誤り訂正符号、パターン認識、データ圧縮、データベース、デジタル署名、計算不能性。
Posted by ブクログ 2021年10月15日
コンピュータを裏で支える技術について興味がある人にオススメの本。特に,コンピュータ科学系を研究する予定の大学生にとっては入門書のような形で読めそう。
内容としてはスマホで検索する時,Webページを閲覧する時,オンライン決済をする時などにどのような効率的かつ信頼性のある仕組みを使っているかを紹介して...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月25日
基本情報試験の気分転換に読む。
アルゴリズムそのものがわかる、というものではないが、今当たり前に動いているものの仕組みがどうなっているのかを理解するのにはわかりやすくていい本だと思う。
ここで取り上げられている9つのアルゴリズムは今の情報社会を支える強力なシステムですが、どうしてその立場を得られ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月14日
偉大なアルゴリズムを以下の点で定義して、その定義に当てはまる9つの
アルゴリズムを紹介している
1.普通のコンピューターユーザーが毎日使っている
2.現実の世界の具体的な問題を解決している
3.コンピューター科学理論に関係している
9つのアルゴリズムは確かに普段はあまり意識せずに
使用しているもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月31日
「アルゴリズム」という言葉は知っているが実際それがどのような処理をしているのかはまったく知らず、「コンピュータによる魔法のような処理」だと考えていた。
それがこの本を読んだことで、具体的なロジック(のさわり)は理解でき、魔法ではなく現実のものとして考えられるようになった。
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ディフィ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月24日
図解と比喩でわかりやすい、さまざまなアルゴリズムの概念。
アルゴリズムとあるが、具体的なコードの載った実装のための本ではない。
「わたしたちが日常的に用いる、具体的で、コンピュータ科学理論に関連した」アルゴリズムを、情報検索、情報通信から人工知能に至るまで9分野にわたって扱っている。
複雑になり...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月01日
IT関連にかかわる仕事をしている私としては、それなりに理解できているアルゴリズムであったが、用語を知っている程度の人でもわかりやすいようなたとえで説明されていて、自分の理解が正しかったこと、中途半端に理解していたものを再確認できた。
ディジタル書名や公開鍵暗号は、これから学ぶ人にも役立つと思うのでぜ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月04日
実際にプログラミングするための技術書ではない。しかし、(社会的に影響力のある各種)アルゴリズムの「妙」を平易な言葉でうまく伝えている。そこに美学を感じられるかどうかは人それぞれだろう。自分は十分共感するので星五つ。
どの章もわかりやすく面白いが、一風変わった(ゲーデルの不完全性定理とも絡んでいると思...続きを読む
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