第2次世界大戦中のドイツ占領下のリヨンで、友人の神学生をナチの拷問にゆだねるサディスティックな青年に託して、西洋思想の原罪的宿命、善と悪の対立を追求した「白い人」(芥川賞)汎神論的風土に生きる日本人にとっての、キリスト教の神の意味を問う「黄色い人」の他、「アデンまで」「学生」を収めた遠藤文学の全てのモチーフを包含する初期作品集。

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文芸文庫
ページ数
262ページ
電子版発売日
2013年10月18日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2005年05月16日

「白い人」より。静かなサディストって一番怖いということがわかった。ストーリー自体も、漫然と読むと背景描写が静か過ぎて、展開の強烈さを時々見失いそうになってしまう。

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白い人 黄色い人

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月15日

遠藤周作のイメージが変わった。信仰についてハードコアに突き詰めた作品。

白い人 

舞台は第二次世界大戦中のリヨン。不器量な容貌で厳格な親のもとに育ち、抑圧された主人公は女中が犬を折檻しているのを目撃してサディズムに目覚め、アデンで少年を襲う。
学校に入ってから、神学生に心酔する女生徒の下着を盗み...続きを読む

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白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2010年05月28日

白人から見た日本人という人間の不思議さについて。
宗教色が非常に濃い。確か筆者自身もクリスチャンだったはず
文章はねちっこい系。

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白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2007年05月10日


遠藤周作さんの初期の作品で、確か「白い人」で芥川賞を受賞したらしい
遠藤周作さんの作品には宗教的な「神」という命題を常に感じる。
「白い人」では、主人公の母親や神学生などキリスト教の戒律を厳しく守る人に反発する姿を描いたり、
「黄色い人」では、信仰を持たない日本人の「神を持たない日本人の精神的な悲...続きを読む

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白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2005年10月31日

15歳くらいの時に読んだので難しかった。ただ、神や人間について考えさせられたのは覚えている。今読むときっとまた違った印象なんだろう。

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白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2005年06月24日

買ったのは15歳。読んだのは19歳になってから。ほっといてごめんなさい。
読後の言い表しきれない問題感。信仰というものにここまで冷静なものの見方が出来るなんて尊敬と言う言葉で済ませていいでしょうか?

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白い人 黄色い人

Posted by ブクログ 2004年10月20日

遠藤周作デビュー作(だったっけ?)!「白い人」の主人公のサディステックで静かな狂気。「黄色い人」は実際に留学生だった遠藤さん自身の体験…?

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