キマイラ13 梵天変

キマイラ13 梵天変

366円 (税込)

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二十年ぶりに吐月と再会を果たした久鬼玄造は、典善と九十九、そして菊地らを自宅に招いた。そこで玄造が見せたのは、はるか昔に大谷探検隊が日本に持ち帰ったキマイラの腕だった。やがて玄造の過去が明らかになる。

※本書は二〇〇一年十一月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年四月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。

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キマイラ のシリーズ作品

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1~23件目 / 23件
  • 幻獣少年キマイラ
    366円 (税込)
    時折獣に喰われる悪夢を見る以外はごく平凡な日々を送っていた美貌の高校生・大鳳吼。だが学園を支配する上級生・久鬼麗一と出会った時、その宿命が幕を開けた──。著者渾身の“生涯小説”、ついに登場!
  • キマイラ2 朧変
    366円 (税込)
    体内に幻獣キマイラを宿した2人の美しき少年──大鳳と久鬼。異形のキマイラに変じた久鬼を目前にした大鳳は、同じ学園に通う九十九や深雪の心配を振り切り、自ら丹沢山中に姿を隠した。シリーズ第2弾!
  • キマイラ3 餓狼変
    366円 (税込)
    体内にキマイラを宿す大鳳と久鬼。2人を案じる玄道師・雲斎は、キマイラの謎を探るため台湾の高峰・玉山に向かう。一方キマイラ化した大鳳と対峙した九十九。己の肉体に疑問を持ち始め悩む九十九の前に、気を操る謎のアメリカ人、フリードリッヒ・ボック、異能の格闘家・龍王院弘と次々に強敵が現れる。キマイラを巡り熾烈さを増す争いのなかで、少年たちの修羅の道は続く――。激動の第三弾!
  • キマイラ4 魔王変
    366円 (税込)
    丹沢山中で相見えた大鳳と久鬼。大鳳の眼の前で、久鬼は己のキマイラを制御してみせる。共に闘おうと差し伸べた手を拒絶された久鬼は、深雪のもとに。一方大鳳は行き場を求め、渋谷を彷徨う。怒濤の第4弾!
  • キマイラ5 菩薩変
    366円 (税込)
    キマイラに立ち向かう久鬼麗一。惑い、町を彷徨する大鳳。一方、二人の師、雲斎はキマイラの謎を知る手がかり、鬼骨に辿り着くべく凄絶な禅定に入る。己のすべてを賭けた雲斎がそこで目にしたものは。
  • キマイラ6 如来変
    366円 (税込)
    自らの目的を明かし、久鬼玄造、宇奈月典善と手を組んだボック、典善のもと恐るべき進化を遂げた菊地、明かされた大鳳の出生の秘密…。そしてキマイラ化した大鳳はついに麗一のもとへ。急転直下の第六弾!
  • キマイラ7 涅槃変
    366円 (税込)
    キマイラとは人間が捨ててきたあらゆる可能性の源。雲斎に相見えた玄造によって、キマイラの謎の一端が語られる。一方、対峙する大鳳と久鬼。闘いをためらう大鳳に、久鬼は闘う理由を作ったと告げるが――。
  • キマイラ8 鳳凰変
    366円 (税込)
    第三のキマイラ、巫炎が小田原に現れる。彼は味方なのか――。大鳳に心をあずけながら九十九に魅かれていく深雪。キマイラの背景にあるものの巨大さに気づいた雲斎。そして語り出した巫炎。シリーズ第8弾! ※本書は二〇〇一年五月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇一年五月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ9 狂仏変
    366円 (税込)
    大鳳の父であると告白した巫炎はキマイラ制御の鍵、ソーマの謎の一端を語り、去る。一方、ある決意を固めた大鳳は山を下り、久鬼玄造の屋敷へ。絶体絶命の危機に陥ったその時、大鳳の前に現れたものとは?! ※本書は二〇〇一年七月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇八年十二月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ10 独覚変
    366円 (税込)
    雲斎の下に帰り着いた大鳳。ソーマから薬を作る法を求め、高野山へ向かう九十九。ついに体をキマイラに乗っ取られた久鬼。意思の力もソーマも効かない久鬼に、狂仏はキマイラを支配する法を教えるという…。 ※本書は二〇〇一年七月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇八年十二月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ11 胎蔵変
    366円 (税込)
    獣の身を横たえる大鳳を救うべく、雲斎は月のチャクラの活性化を試み、道潅と九十九は修行僧・吐月に、「雪蓮」について情報を求めた。問いに応え、吐月は二人に20年前のチベットでの体験を語るが――。 ※本書は二〇〇一年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年一月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ12 金剛変
    366円 (税込)
    キマイラ化した久鬼麗一に対峙し、恐怖を抱く菊地。大鳳吼と雲斎は亜室健之によって東京に呼び出された。円空山の留守を預かる九十九らのもとに、玄造と典善が歩み寄る。キマイラを巡り、男たちが集結する。 ※本書は二〇〇一年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年一月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ13 梵天変
    366円 (税込)
    二十年ぶりに吐月と再会を果たした久鬼玄造は、典善と九十九、そして菊地らを自宅に招いた。そこで玄造が見せたのは、はるか昔に大谷探検隊が日本に持ち帰ったキマイラの腕だった。やがて玄造の過去が明らかになる。 ※本書は二〇〇一年十一月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年四月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ14 縁生変
    366円 (税込)
    若き日の久鬼玄造と梶井知次郎が馬垣勘九郎から譲り受けた能海寛の『西域日記』と橘瑞超の『辺境覚書』。二冊の本に記されていたのは、過去に中国西域を旅した彼らが目の当たりにした信じがたい事実だった。 ※本書は二〇〇一年十一月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年四月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ15 群狼変
    366円 (税込)
    夜ごと羊たちが怪物に食い殺されていく。その正体を暴くため、馬垣勘九郎は橘瑞超たちと泊まり込みで様子をうかがう。だが奇妙な鳴き声が聞こえてきたその時、勘九郎の父の仇である王洪宝が襲ってきて……! ※本書は二〇〇二年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年五月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ16 昇月変
    366円 (税込)
    橘瑞超の『辺境覚書』にはキマイラの腕を日本に持ち帰るまでの、驚愕の出来事が記されていた。あまりにも底の深い話に圧倒される吐月や九十九たち。しかし玄造の屋敷に忍びこんだ何者かの急襲を受け……!? ※本書は二〇〇二年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年五月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ17 玄象変
    366円 (税込)
    「キマイラ」をめぐる数奇な過去を語り終えた玄造は、キマイラ化した麗一が出没するという南アルプスの山中へと向かう。そこでは異能の格闘家・龍王院弘も、再起を図って獣の道を歩んでいるのだった……。
  • 龍の紋章 キマイラ青龍変
    682円 (税込)
    美貌の戦士、龍王院弘。俊敏だが卑屈な少年時代に流浪の格闘家である宇名月典善に見出された。少年は強くなるために典善を師とし、体験を積み、やがて異能の格闘家に成長する。大河長編「キマイラ」が生んだアナザーストーリー! ※本書は、二〇〇六年二月に朝日ソノラマより刊行されたのち、二〇〇九年六月に朝日新聞出版より刊行された『キマイラ青龍変 〈キマイラ〉別巻』を改題、加筆・修正のうえ文庫化したものが底本です。
  • キマイラ18 鬼骨変
    770円 (税込)
    ついにキマイラ化した久鬼麗一。玄造と九十九は血肉を求めて飛翔してきた麗一と南アルプス山麓で対峙する。それを見守る宇名月典善、菊地良二――。敗戦を経て以前より凄みを増した龍王院弘の姿もそこにはあった。一方、大鳳を手中におびきよせようと暗躍するフリードリッヒ・ボック。その企みを阻止しようと立ち上がったのは、あの男だった!? そして、悩める九十九の前に姿を現わしたのは……。風雲急を告げる18巻!
  • キマイラ19 明王変
    770円 (税込)
    悩める九十九三蔵の前に姿を現わした真壁雲斎。大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走していた雲斎は、亜室健之から聞いたキマイラの歴史を九十九に語り始める。その内容は恐るべきものだった。一方、フリードリッヒ・ボック一味に拉致された織部深雪を助けるべく立ち上がった菊地良二は、戦いの末敗れ、捕らえられた船の一室でボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙する。キマイラの秘密に迫る19巻! ※本書は二〇一五年十一月に朝日新聞出版より刊行された作品を文庫化したものが底本です。
  • キマイラ20 曼陀羅変
    770円 (税込)
    九十九と久鬼が西城学園に入学した頃、校内は「もののかい」という空手部と関係があるらしいグループに支配されていた。夏休み、二人は空手部の合宿に遭遇。その様子は常軌を逸していた…。シリーズ最新刊!
  • キマイラ21 堕天使変
    770円 (税込)
    西城学園を裏で支配する「もののかい」のメンバーと拳を交える九十九三蔵。一方、消えた彼らの仲間を追う久鬼麗一は、追跡の末に相手の一人と闘ううち、己の肉体が異形に変じてしまう。そして舞台は現在へ――ルシフェル教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意する。一人、教団に立ち向かおうとするが……。過去と現在が激しく交差する、驚愕の急展開!
  • キマイラ22 望郷変
    968円 (税込)
    大鳳吼は九十九三蔵とともに、織部深雪を拉致した謎多き集団、ルシフェル教団のアジトに潜入。深雪の姿を認め無事を確かめるが、直後、庭で“あの”菊地と対峙することに。一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、宿敵ボックに出くわし、拳を交える。さらに舞台は時代をさかのぼり、遠く吐蕃に転じる。幼き日のテンジン・ツォギェルに師のバグワンが語ったのは、キマイラの秘密につながる外法絵についての物語だった――。

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キマイラ13 梵天変 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年10月16日

     幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げる伝奇アクション第13弾。

     いよいよ久鬼玄造の過去が明らかになっていく本巻、物語は明治時代にさかのぼり、物語の世界がさらに広がっていくのを感じました。

     この熱量を持った小説は、もう誰が主人公であっても読まされてしまうのでした。

     玄造の...続きを読む

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