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人は見た目が9割は本当か? 世に蔓延るルッキズムの正体! 「ルッキズム(外見至上主義)」の裏に潜む人間の本能とは何か。採用・昇進、恋愛、選挙まで、容姿が人生を左右する現代社会で、「見た目の問題」にどう向き合うべきなのか。顔研究の第一人者が、第一印象を決定づけるメカニズムと顔認知の歪みを解き明かす。
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Posted by ブクログ
表題は『美人はそれほど得しない?』というキャッチーなものだが、内容は実験心理学・進化心理学の成果や仮説をもとに、ルッキズムの本質に迫り、見た目に囚われない価値観をいかに身につけるべきかを真摯に論じた一冊である。 人が持つ「美の基準」は相対的なものであり、その形成には生物としての人間の特性、文化環境の...続きを読む違い、時代による価値観の変化、社会的環境の違いなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っている。著者はこれらを多角的な視点から丁寧に論じており、「美しさ」というものが固定した実体ではないことをあらためて認識させられた。 とりわけ印象に残ったのは「顔」をめぐる議論である。顔は人間が他者を認識・区別する際に最も重視する情報であるが、そこに美醜による価値判断が加わることで、「区別」が「差別」へと変容してしまう危険性をはらんでいる。日常の何気ない視線や評価の中にも、こうした構造が潜んでいるのではないかと、読みながら自らの行動を振り返らずにはいられなかった。 現代社会はSNSをはじめとする多様な情報メディアの発達により、かつてとは比較にならないほど多くの「顔」と出会う時代となった。その状況を多様性の尊重へとつなげるためにも、ルッキズムを正しく批判できる思考力を養うことの重要性を、本書は静かに、しかし力強く訴えている。
本書で紹介されているルッキズムについて、全く知らなかったので、興味を持って読みました。 最初に会った他人に会ったとき、日本人は目を見て、欧米人は口元をみる!などなど面白い話も多かったです。 ひとは、見た目に影響を受けるものですが、よくよく注意しないと、バイアスにかかった判断をしてしまうというのが...続きを読む、本書の論旨になっていましたが、色々な考え方があるなーとも感じました
ルッキズムを取り扱うにあたって、大きくは社会学と心理学的な方法があろうが、ひとまず問題を考えるには前者が適しているにせよ後者の探求も欠かせないものだろう。 昨今の隆盛がどういった経緯によるものかなどは興味深いものの、学問として考究を進めるには本書のような実験心理学による人間性の解明が基底ともいえる。...続きを読む キャリアの初期の実験方法などからは、テクノロジーの自体的な違いなども感じられる。
顔と表情を認識するヒトの本能。ただし美人の基準は後に習得するものであるという。赤ちゃんの頃からの顔認識。ヒトはなぜ、どのように進化したのか。
見た目ではなく、見る目を変えよう 社会的な動物である人間は、他人が安全かどうか判断する必要がある。そこで使われるのが顔の情報。それが判断基準になるから、顔の見た目に関する問題が浮上してくる。 そしてその判断基準が、目鼻口の区別といった本能的レベルから美醜の文化的レベルにまで及んでいるから問題は根...続きを読む深い。 相手にどう判断されるかの見た目ではなく、どう判断しているのかの「見る目」に注目するコンセプトは面白い。
顔の学問を研究する山口さんの「美醜」の判断がいかにして形成されるかを説いた一冊。ただ、このタイトルに関しては冒頭の1ページで説明が終わってしまい、特に興味がわかなかった。
人である以上、外見から得られる情報=先入観を持ってしまうことは仕方がない。ただそれを表立って口に出すことは理解力に欠けている。そんな人が大勢いるのがルッキズム社会、、、
<目次> 第1章 「人は見た目が九割」の実際 第2章 なぜ人は「見た目」で判断してしまうのか 第3章 「美貌」や「男/女らしさ」は時間も空間も超えない 第4章 顔研究と「優生思想」の危うい関係 第5章 セルフイメージと「自意識」による囚われ 第6章 「見た目問題」と偏見 <内容> 顔研...続きを読む究の第一人者の本。前半は顔研究の歴史をさらいながら、ポイントを上げていく。後半は、「ルッキズム」の危うさを歴史と、自己意識との関係、また様々なポイント上げて、意識して解決していく必要があることを説く。
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美人はそれほど得しない?
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山口真美
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