美人はそれほど得しない? ルッキズムの科学

美人はそれほど得しない? ルッキズムの科学

ビジネス・実用
1,254円 (税込)

6pt

人は見た目が9割は本当か? 世に蔓延るルッキズムの正体!

「ルッキズム(外見至上主義)」の裏に潜む人間の本能とは何か。採用・昇進、恋愛、選挙まで、容姿が人生を左右する現代社会で、「見た目の問題」にどう向き合うべきなのか。顔研究の第一人者が、第一印象を決定づけるメカニズムと顔認知の歪みを解き明かす。

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美人はそれほど得しない? ルッキズムの科学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表題は『美人はそれほど得しない?』というキャッチーなものだが、内容は実験心理学・進化心理学の成果や仮説をもとに、ルッキズムの本質に迫り、見た目に囚われない価値観をいかに身につけるべきかを真摯に論じた一冊である。
    人が持つ「美の基準」は相対的なものであり、その形成には生物としての人間の特性、文化環境の違い、時代による価値観の変化、社会的環境の違いなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っている。著者はこれらを多角的な視点から丁寧に論じており、「美しさ」というものが固定した実体ではないことをあらためて認識させられた。
    とりわけ印象に残ったのは「顔」をめぐる議論である。顔は人間が他者を認識・区別する際に最も重視する情報であるが、そこに美醜による価値判断が加わることで、「区別」が「差別」へと変容してしまう危険性をはらんでいる。日常の何気ない視線や評価の中にも、こうした構造が潜んでいるのではないかと、読みながら自らの行動を振り返らずにはいられなかった。
    現代社会はSNSをはじめとする多様な情報メディアの発達により、かつてとは比較にならないほど多くの「顔」と出会う時代となった。その状況を多様性の尊重へとつなげるためにも、ルッキズムを正しく批判できる思考力を養うことの重要性を、本書は静かに、しかし力強く訴えている。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    本書で紹介されているルッキズムについて、全く知らなかったので、興味を持って読みました。

    最初に会った他人に会ったとき、日本人は目を見て、欧米人は口元をみる!などなど面白い話も多かったです。

    ひとは、見た目に影響を受けるものですが、よくよく注意しないと、バイアスにかかった判断をしてしまうというのが、本書の論旨になっていましたが、色々な考え方があるなーとも感じました

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    ルッキズムを取り扱うにあたって、大きくは社会学と心理学的な方法があろうが、ひとまず問題を考えるには前者が適しているにせよ後者の探求も欠かせないものだろう。
    昨今の隆盛がどういった経緯によるものかなどは興味深いものの、学問として考究を進めるには本書のような実験心理学による人間性の解明が基底ともいえる。
    キャリアの初期の実験方法などからは、テクノロジーの自体的な違いなども感じられる。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    顔と表情を認識するヒトの本能。ただし美人の基準は後に習得するものであるという。赤ちゃんの頃からの顔認識。ヒトはなぜ、どのように進化したのか。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    タイトルからしてちょっとおちゃらけた内容なのかと思って読み始めたら、
    とんでもない。顔研究の第一人者が、まじめに顔について語っている。
    赤ちゃんがどう顔を認識していくか、当たりの研究は楽しい。
    超近眼の赤ちゃんがまず母親の顔を認識する。
    でも髪形や眼鏡で顔が変わるとわからなくなる。
    成長とともにわかってくる。ほかの顔もわかり、人見知りが始まる。
    怖い顔とそうでない顔を区別する。これは本能、、、
    るっきずむとか何とかいう前に、動物として備わったものがあるという。

    美人、、、ということでは、集団の中にいると際立つ場合と埋没する場合。
    ここに欧米と日本で差があるという。AKB48 なんて人並みなはずだけど、
    元気に明るく踊ってるとかえってイメージが上がると。
    などなど、顔にまつわる分析が多々出てくる。
    まじめな本なんだよ。このタイトルでそう思える?

    第一章 「人は見た目が九割」の実際
    第二章 なぜ人は「見た目」で判断してしまうのか
    第三章 「美貌」や「男/女らしさ」は時間も空間も超えない
    第四章 顔研究と「優生思想」の危うい関係
    第五章 セルフイメージと「自意識」による囚われ
    第六章 「見た目問題」と偏見

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    見た目ではなく、見る目を変えよう

    社会的な動物である人間は、他人が安全かどうか判断する必要がある。そこで使われるのが顔の情報。それが判断基準になるから、顔の見た目に関する問題が浮上してくる。

    そしてその判断基準が、目鼻口の区別といった本能的レベルから美醜の文化的レベルにまで及んでいるから問題は根深い。

    相手にどう判断されるかの見た目ではなく、どう判断しているのかの「見る目」に注目するコンセプトは面白い。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    タイトルはあんまり内容に関係ない。赤ん坊の顔認識から、人にとって顔とは何かみたいな話があって、まあ文化的話とかいろいろあって。

    うーん。

    なんで気持ち悪いのかな、読後感。

    何となく、「見た目」を素地と化粧とかファッションとか切り分けてるところもあったり、言ってることが都合よくピックアップみたいに感じたからか。

    で、て感じ。

    第一印象だけで決めるのは危険てのは別に、顔だけじゃなくて、学問じゃなくて、過去人の知恵としてずーっと当たり前だし、なんていうんだろう。

    大きなお世話。

    見た目で損得は当然あるし、それだけではないのは当たり前のことで、それで損得を判断する奴にも損得が降ってくるのは自業自得だし、美醜現実受け入れた上で、それだけじゃないよねと言うのは、当たり前と言うのも当たり前みたいな話だと思う。

    アンコンシャスバイアスとか、だから何、って言うこと放り込んでくるところが気持ち悪いのかな。

    当たり前のことに新しい概念みたいな言葉放り込んでくる風潮、本当に嫌。

    ルッキズムは思想であって、科学ではない。当たり前ではないのかね。

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    顔の学問を研究する山口さんの「美醜」の判断がいかにして形成されるかを説いた一冊。ただ、このタイトルに関しては冒頭の1ページで説明が終わってしまい、特に興味がわかなかった。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    人である以上、外見から得られる情報=先入観を持ってしまうことは仕方がない。ただそれを表立って口に出すことは理解力に欠けている。そんな人が大勢いるのがルッキズム社会、、、

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  「人は見た目が九割」の実際
    第2章  なぜ人は「見た目」で判断してしまうのか
    第3章  「美貌」や「男/女らしさ」は時間も空間も超えない
    第4章  顔研究と「優生思想」の危うい関係
    第5章  セルフイメージと「自意識」による囚われ
    第6章  「見た目問題」と偏見

    <内容>
    顔研究の第一人者の本。前半は顔研究の歴史をさらいながら、ポイントを上げていく。後半は、「ルッキズム」の危うさを歴史と、自己意識との関係、また様々なポイント上げて、意識して解決していく必要があることを説く。

    0
    2026年04月07日

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