無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
表題は『美人はそれほど得しない?』というキャッチーなものだが、内容は実験心理学・進化心理学の成果や仮説をもとに、ルッキズムの本質に迫り、見た目に囚われない価値観をいかに身につけるべきかを真摯に論じた一冊である。
人が持つ「美の基準」は相対的なものであり、その形成には生物としての人間の特性、文化環境の違い、時代による価値観の変化、社会的環境の違いなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っている。著者はこれらを多角的な視点から丁寧に論じており、「美しさ」というものが固定した実体ではないことをあらためて認識させられた。
とりわけ印象に残ったのは「顔」をめぐる議論である。顔は人間が他者を認識・区別する際に最も重視する情報であるが、そこに美醜による価値判断が加わることで、「区別」が「差別」へと変容してしまう危険性をはらんでいる。日常の何気ない視線や評価の中にも、こうした構造が潜んでいるのではないかと、読みながら自らの行動を振り返らずにはいられなかった。
現代社会はSNSをはじめとする多様な情報メディアの発達により、かつてとは比較にならないほど多くの「顔」と出会う時代となった。その状況を多様性の尊重へとつなげるためにも、ルッキズムを正しく批判できる思考力を養うことの重要性を、本書は静かに、しかし力強く訴えている。
Posted by ブクログ
タイトルからしてちょっとおちゃらけた内容なのかと思って読み始めたら、
とんでもない。顔研究の第一人者が、まじめに顔について語っている。
赤ちゃんがどう顔を認識していくか、当たりの研究は楽しい。
超近眼の赤ちゃんがまず母親の顔を認識する。
でも髪形や眼鏡で顔が変わるとわからなくなる。
成長とともにわかってくる。ほかの顔もわかり、人見知りが始まる。
怖い顔とそうでない顔を区別する。これは本能、、、
るっきずむとか何とかいう前に、動物として備わったものがあるという。
美人、、、ということでは、集団の中にいると際立つ場合と埋没する場合。
ここに欧米と日本で差があるという。AKB48 なんて人並みなはずだけど、
元気に明るく踊ってるとかえってイメージが上がると。
などなど、顔にまつわる分析が多々出てくる。
まじめな本なんだよ。このタイトルでそう思える?
第一章 「人は見た目が九割」の実際
第二章 なぜ人は「見た目」で判断してしまうのか
第三章 「美貌」や「男/女らしさ」は時間も空間も超えない
第四章 顔研究と「優生思想」の危うい関係
第五章 セルフイメージと「自意識」による囚われ
第六章 「見た目問題」と偏見
Posted by ブクログ
タイトルはあんまり内容に関係ない。赤ん坊の顔認識から、人にとって顔とは何かみたいな話があって、まあ文化的話とかいろいろあって。
うーん。
なんで気持ち悪いのかな、読後感。
何となく、「見た目」を素地と化粧とかファッションとか切り分けてるところもあったり、言ってることが都合よくピックアップみたいに感じたからか。
で、て感じ。
第一印象だけで決めるのは危険てのは別に、顔だけじゃなくて、学問じゃなくて、過去人の知恵としてずーっと当たり前だし、なんていうんだろう。
大きなお世話。
見た目で損得は当然あるし、それだけではないのは当たり前のことで、それで損得を判断する奴にも損得が降ってくるのは自業自得だし、美醜現実受け入れた上で、それだけじゃないよねと言うのは、当たり前と言うのも当たり前みたいな話だと思う。
アンコンシャスバイアスとか、だから何、って言うこと放り込んでくるところが気持ち悪いのかな。
当たり前のことに新しい概念みたいな言葉放り込んでくる風潮、本当に嫌。
ルッキズムは思想であって、科学ではない。当たり前ではないのかね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用