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かつてないほどカッコいい今川義元!
そして、もちろんカッコいい若かりし頃の織田信長!
両雄が激突する桶狭間の戦いを濃厚に描き切った今作。合戦自体のしっかりとした描写はさることながら、当時の世相と戦いまでの背景の密度にがっちり引き込まれる。
そして、クドいようだが今川義元が非常にカッコいい!ごくごく個人的で勝手な今までの今川義元のイメージが覆り、惚れた。
『センゴク』の外伝ではあるが『センゴク』未読の方も是非、読んでもらいたい作品。
激突
特に油断してなかったどころか信長の動きさえ把握していたかのような義元のモノローグがあるため、なぜ信長が勝てたのか、というところの説得力が薄れてしまった気がする。奇跡の豪雨が信長を利したというのはあったのだろう。二人の激突を気候が後押ししたという視点は面白かった。
Posted by ブクログ
織田信長の戦いといえば有名なものが多くありますが、私はその中でも彼の名前を一躍有名にした「桶狭間の戦い」に最も興味を持っています。
その戦いに関する歴史書を何冊か読んできましたが、それを読むにつれて、相手方の今川義元についても次第に興味を湧くようになりました。
歴史の記録は勝者側からなされて代々伝わっていくことが殆どなので、その戦いの前後で、今川方がどのような動きをしていたのか伝わっていないと思っていました。
ところが、歴史を研究している人は、今川義元が織田信長が活躍する前に、多くの業績を残していることを把握しているようですね。
但し残念なのは、その内容が歴史学者やそれに関する論文においてのみ伝わっているようで、一般に私が読むような本にまで、それらが触れられていないような気がします。最もこの点についても、詳細に調査したわけではないので断言することは憚られますが。。
このコミックは、久しぶりに「桶狭間本」を探してみようかと思ったときに、ヒットした本でした。ヤングマガジンというコミックに5年もの間、連載されていたもののようで、1巻目から惹きこまれてしまいました。
特に、この本は、桶狭間の戦いを、今川サイドからも描写されていて、今までの私の知りたかった内容(例:なぜ何箇所もの砦を確保したのか、家康の位置づけ等)についても触れられていて嬉しく思いました。
また織田信長が義元を討ち取るシーンについても、桶狭間山へ駆け上って攻めるという説をとって描かれていたのが印象的です。さらに、この時期の天候が長期間に渡ってとても悪く、いわゆるミニ氷河期に近い点についても考慮されている点には嬉しかったです。
このシリーズの5巻を通して、作者の宮下氏はとても良く、歴史に関する下調べや現地調査を丁寧にされているなと実感しました。こんな素晴らしい調査結果を、少しのお金を払うだけで享受できる環境にいる現在の私にとても感謝しています。
読み終わって思ったのですが、義元亡き後、歴史上ではダメ大名とされている感のある彼の息子「今川氏真」についても、桶狭間後に、どのような経緯で没落していくのかを調べてみたいと思いました。宮下氏がそれに焦点をあてたコミックを描いてくれれば言うことはないのですが難しいでしょうかね。
2011/1/2作成
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少年・青年マンガ
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