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Posted by ブクログ
フランスで生まれ育ったミランは、1994年のルワンダ虐殺を生き延びたクロードとの出会いと別れを経て母の祖国でもある彼の国へ。凄惨な記憶を背負う彼ら生存者たちに寄り添い、自らのルーツをも見つめ直す。
当事者から語られる事件の詳細はあまりにも辛く重たい。それでも、癒えない傷を抱えつつ、人生を歩みつづけようとする皆に心を寄せます。
ミランの母がなかなかシビアかつ強烈な人物で、しっかり個人として息子に向き合う姿が西洋個人主義的。「そうあろう」としているようにも感じるし、あの地獄から徹底的に息子を守ろうとする愛の盾でもあった。
そして感情の流れは事件後に生まれたせだいでもあるステラにも続いてゆく。
日本の学生が選ぶゴンクール賞とのこと。候補作を学生たちがフランス語で読んでディベート・表彰というのも初めて知りました。すばらしき取り組みと慧眼。
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