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戦時下にタイムスリップしてしまった家族。 東京近郊に住む平凡な家族は、ある朝、戦時中(昭和19年)の日本にタイムスリップしていた――信じられないようなSF的設定で始まる問題作。家族が投げ込まれた世界は、戦時下の「食糧不足」「言論統制」「強制疎開」「大空襲」の時代だった。憎むべき〈戦争〉の時代に、〈飽食した〉現代人はどう立ち向かうのか。太平洋戦争末期、敗戦へと向かう日本を鮮烈に描きながら、驚くべき結末が待ちうける戦慄の寓話。
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「終りに見た街」
2024年9月21日~ テレビ朝日 出演:大泉洋、吉田羊、奥智哉
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Posted by ブクログ
もしも、今タイムスリップしたら? 今の記憶を持って過去に戻ったら、自分ならどうするだろうか? 誰しもが一度ならずとも思ったこと、想像したことあるだろう、もしもの話 この先の未来を知っていて、それでも自分は自分でいられるのか? そして、これは本当に過去なのか? それともーーー SFと恐怖が見事に重...続きを読むなっている ラストまで見逃せない 本閉じた後、自分ならどうするだろう?どうなるだろう? と、考えたくなる余韻をくれる一冊です
平和に暮らしていたテレビライターの家族が、昭和19年に突然タイムスリップし、戦時下を生きなければならなくなる。 敗戦や東京大空襲のことを知りながら、自分達のできることは何かを模索していく。 毎日の平凡に見える生活がどんなに幸せであるかに気づかされます。 ラスト。。。そうか!!
ある家族が昭和19年の太平洋戦争終結の一年前にタイムスリップし、その中で自分たちができることはないか葛藤し、東京大空襲の犠牲者を1人でも救おうと決意し行動するが…歴史は少し変わっていた…そんな物語だ。 ちょっと最後はなんとも言えない無常感、そして未来への警鐘のような…名作ドラマだった。
実際に戦時を生きた作者だからこその描写がリアルで生々しかった。(個人的には銭湯のくだりが1番生々しく感じた。) ラストの解釈に少し戸惑ったけど、伝えたいことは読み取れた気がしたので満足…! あとがきにて山田さんが「アメリカが原爆を使用するまでに道徳的葛藤があった。使用したことには全く擁護は出来な...続きを読むいけれど、日本ももし原爆持ってたら絶対使ってたと思います。」と記載されていたのは色々考えさせられる… 反対というわけではなく、自分も同じ意見ではありつつ、アメリカの原爆使用について非難されるべきは「絶対に勝てる状況で使用した」という点で、これについてはどう考えてもおかしい。 同じ状況であれば日本は使ってなかったのでは…と思いたい…
故山田太一の戦争追体験SF小説、戦時中にタイムスリップしてしまった家族の生活が生き生きとマナマナしく描かれている。
筆者の体験による反戦のドラマである。筆者が戦前に生まれその体験がベースになっているので、戦前当時の庶民感覚と戦後の感覚が見事に表されている。
感想 過去と未来の見分けはつかない。自分だけが周りと違う。溶け込んでは悪夢は避けられない。だけど反発なんて怖くてできない。最後に映るのは。
戦時中にタイムスリップした家族。 ラストは現代に戻るのかと思いきや、、 実はタイムスリップでもないような、 知った顔や、知り合いがいっぱい出てきたらもっと違う物語だったかな。 親も戦後生まれという時代に生まれ、 戦争は昔の話 な、自分たちにも比較的読みやすい。 本自体は作り話だけど、 戦争は本当に...続きを読むあったこと。怖い本。
なんとなく再読。 ラストは良いし、文章は読みやすくそれなりに楽しめる。 ただ、全体としてはモヤモヤして仕方がない。 最初にしても最後にしても、せめてキッカケのようなものがあればなぁなどと思ったり。
戦時中の日本にタイムスリップって言うから「ブラックアウト」の日本版?昭和56年にこんな作品があったの?と思いながら読んでみたら視点が全く違いました。 何と言うか終戦記念日前後に放送される特番ドラマの様。 主人公は昭和9年生まれで現在(昭和56年)には47歳、戦時中の記憶は幼いながらも残っている、それ...続きを読むが戦後生まれの妻も含めて家族4人でタイムスリップ。生活環境が激変、主人公は覚えている限りの知識で家族をこの時代に馴染ませようとするが家族は徐々に崩壊していく。 東京大空襲の日付を知っている主人公は一人でも助けようと孤軍奮闘するが(ビラを撒き駅前で叫ぶ!)通行人にボコボコにされてしまう。 それを妻も子供達も冷めた目で見る。 家族の一体感は失われたまま大空襲の日を迎え、過去の歴史とは違う時間、場所で空襲が有り、なんと家族は全滅してしまう。 瀕死の主人公が顔を上げると遙か彼方に東京都心が見え、高層ビルの残骸と折れた東京タワーが見える?と言う寓話的なラストシーン。 読み応えは有りましたが重い、重~い話。平和な日本を実感します。
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終りに見た街
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山田太一
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