野菊の墓

野菊の墓

352円 (税込)

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政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、政夫は町の中学へ、民子は強いられ嫁いでいく。数年後、帰省した政夫は、愛しい人が自分の写真と手紙を胸に死んでいったと知る。野菊繁る墓前にくずおれる政夫……。涙なしには読めない「野菊の墓」、ほか三作を収録。

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野菊の墓 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月20日

    なんで今まで読んでこなかったのだろう。
    求めていた話がここにあった。
    1900年代発表なのも驚き。
    似た雰囲気の作品があればそれも読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    正岡子規に師事していた伊藤左千夫
    酪農家でもあった
    写生の人。

    表現せずには生きられない
    文学は道楽ではない「去年」
    八女との食卓。生活と文学。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    何度読んでも味わいのある素晴らしい名作だと改めて思いました。
    最初に読んだのは、中学生の頃だったと思います。大泣きしました。何と悲しいお話なのだろうと思いました。その後も何度か読み今回。情景描写の美しさ、格調のある文章等読みつがれる理由がよくわらりました。
    時を戻すことはできない。その時々を悔いなく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月08日

    こんなにも綺麗で胸の詰まる恋ってあるのか。一度は体験してみたいけど立ち直る自信は…ねぇ……

    政夫さんの精神力には見習うべきものがあります。言葉選びも素晴らしい。相手を想う気持ちに長けてますね。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月15日

    子供だましの様な純情話に年甲斐もなく涙がこぼれそうになった。こぼれたのでは無い。そうになったのだ。「民子は死ぬのが本望だ」民の今わのきわ

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    「民さんは野菊のような人だ。」「政夫さんは野菊がお好きですか?」「僕、大好きさ。」このシーンが一番好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2017年07月23日

    言わずと知れた純愛物語。時代の持つ理不尽さもあるけれど、声に出して読みたくなるような綺麗な日本語。伊藤左千夫は歌人だからか言葉のリズムが心地よい。

    0

    Posted by ブクログ 2017年01月31日

    「野菊の墓」伊藤左千夫。1906年の小説、新潮文庫。
    ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も、真っ青な、ムズキュン恋愛ドラマです。
    ま、オチは楽しくはないですし、ダンスはありませんが。

    関東近郊の農村の、ちょいといいとこの、15歳のお坊っちゃん。
    親戚の女の子で、坊っちゃんの家に下働きに住み込みで来...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月10日

    中学時代に読んで、印象に強く残ってる作品です。僕は野菊が好きだ。民さんは野菊のようなひとだ。こんなラブコール、素朴でいいですね!(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月20日

    受験真っ只中で読みふけっていた。読みやすく、こてこての純愛ながら心打たれた。
    -------
    2017/09/19
    この作品を手に取ると、鮮明に思い出す。
    高校卒業間近の3階の教室の窓際。冬ながら小春日和で日差しが暖かかったこと。中庭に輝くようなハクモクレンが咲いていたこと。冬休みの静かな校舎。先生...続きを読む

    0

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