闇の奥

闇の奥

作者名 :
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作品内容

太平洋戦争末期、北ボルネオで気鋭の民族学者・三上隆が忽然と姿を消した。彼はジャングルの奥地に隠れ住む矮人族(ネグリト)を追っていたという。三上の生存を信じる捜索隊は、彼の足跡を辿るうち、ジャングルの奥地で妖しい世界に迷い込む──。ジョセフ・コンラッド『闇の奥』に着想を得、その思想を更に発展させた意欲的な一大冒険ロマン。2011年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
326ページ
電子版発売日
2013年04月12日
紙の本の発売
2013年02月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

闇の奥 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    コンラッドの『闇の奥』をなぞった物語だと思いきや、その創意工夫のうえではコンラッド版を凌駕している。けれども「クルツ」と「三上隆」を比較すると、人物造形という点では、クルツは人間の閾を振り切っているという点で圧倒的だ。そしてまた、クルツが生身の人間であることを示した点でも、圧倒的に存在感がある。
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    Posted by ブクログ 2015年10月15日

    フィクションなのに、実在した冒険家の手記を読むようで、壮大なドキュメンタリーに感じる。
    熊野の山奥、ボルネオ、チベット、、、小人伝説と蝶を追って消えた1人の探検家を追う、彼の教え子たちの更なる冒険譚。
    大陸を跨ぎながらも森の奥は全て繋がっているようで恐ろしい。
    前に進む怖さより、何もしないことが怖く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月25日

    おすすめ!これは二回読まなきゃいけないやつ。big issueの書評にあって気になっててbookoffで見つけて一気に読んだ!もちろん買って笑。

    小人族を探して行方不明になったミカミ博士と、彼を捜す人たちの話し。

    「空想があってこそ現実が生まれて、またその現実によって空想が大きくなる」っていうの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月15日

    円朝~でもうまいなあとうなったけど今作も思わぬところでゾクっとさせられる。
    まず、入りは思いっきり怪談調。
    熊野の奥に「小人の村」があるから行こうと意気込んで男三人が山へ入る。
    そこで経験したことについては誰も語らない。

    そして主人公が父親の家の遺品を整理しに行き、偶然見つけた手紙に誘われるように...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月17日

    矮小族に魅せられた民族学者・三上隆を追ってボルネオ、チベットへと、とりつかれたように捜索する人たち。タイトルはコンラッドから着想を得たもの。冒頭から話に引きずり込まれ、あれよあれよと読まされた。
    辻原登って、なんか文学文学して時期もあったような気もするが、適度なエンタメ度が加味されて妙に読みやすかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月24日

    小人族と1人の日本人を巡る世代を超えた冒険物語的なもの。
    ノンフィクションか、フィクションか、はっきりしていればもう少し楽しめた気もするのだけど、中途半端に毒カレー事件とか、数学者のナントカとか、物語に没入しづらかった。

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    Posted by ブクログ 2013年08月20日

    太平洋戦争末期にボルネオで姿を消した民族学者の三上隆を四度にも渡り、捜索する友人達。三上が追い求めていたのは矮人族。友人達は三上を捜し出す事が出来るのか。

    ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』に着想を得た作品という事なのだが、ジャングルに消えた三上隆はクルツというより南方熊楠のような人物に映った。この...続きを読む

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