戦史歴程 実証主義と共に
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戦史歴程 実証主義と共に

ビジネス・実用
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歴史“歪曲”主義と闘う
第二次世界大戦、太平洋戦争、ウクライナ侵略戦争。
妄説、俗説、陰謀論が氾濫し、歴史観なき為政者が跳梁する時代に、
歴史学の効用について現代史家が自身の軌跡を辿りつつ記す。
野中郁次郎氏との対談も収録。

歴史を歪曲し、濫用しようとしても、歴史の別の面に復讐される。
程度の低いデマゴギーが猖獗をきわめている。もはや、歴史修正主義というより「歴史歪曲主義」という方が正確だ。
危機的な状況だが、実証に基づく論理に裏付けられた歴史叙述は歪曲者たちの醜悪な姿をあらわにする。
俗説が蔓延してきた戦史・軍事史の分野において、最新研究をもとに反駁してきた著者が、研究者としての軌跡を顧みながら実証史学の効用を記す。
危機の時代の歴史学について書き下ろした論考の他、「なぜ歴史をやるのか」という題に応えた講演録に、
野中郁次郎氏と太平洋戦争の失敗の本質を考察した対談、さらに第二次世界大戦、ウクライナ侵略戦争の分析等も収録した論考集。
■過去の軽侮と保守主義とは相容れない。
■歴史を引用することは不可能であるけれども、参照することはできる。
■日本語の「名将」は定義が曖昧模糊
■日本軍は兵站軽視、情報軽視というより、作戦を異様なまでに優先する傾向があった。
■太平洋戦争時、米海軍のロジスティックスにはパイロットの訓練補充まで含まれていた。
■ウクライナ侵略戦争早期終結のヒントはヴェトナム戦争にあり

【目次】
まえがき
第一章 歴史は歪曲できるか――あるいは歴史学への信仰告白
第二章 軍事史という「学問」
第三章 大日本帝国陸海軍、失敗の本質――野中郁次郎氏との対話
第四章 「第二次世界大戦」再考
第五章 「世界観」という戦争領域
あとがき
初出一覧

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