海辺のエール
  • NEW

海辺のエール

小説・文芸
2,310円 (税込)

11pt

江ノ電の小さな駅、十六夜駅。鎌倉駅からほど近く、閑静な住宅街にあるその駅には、一人の駅員と一羽の九官鳥「ハッチ」がいた。乗客たちの声を聞き、また別の乗客にその言葉を放つハッチは駅の人気者だ。
十六夜駅には、日々、様々な挫折や苦悩を抱えた人々が訪れる。人生の折り返し地点で将来に不安を抱くフリーランスの男性、恋人との手痛い失恋に打ちひしがれる女性、怪我で休みを余儀なくされたバスケットボール選手、50代の今も現役でストリップの舞台に立つ踊り子、周囲に馴染めずピアノが生きるよりどころとなっている女子高校生……。そんな彼らに届くハッチの“言葉”は、誰がどんな想いで発したのか分からないまま、前を向くきっかけをくれる。
生きづらさを抱えたすべての人にエールを贈る、感動の物語!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

海辺のエール のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

    Posted by ブクログ

    心が救われる一節があり、背中を強く押してくれました。
    嫌なことが控えていても私自身が背中を押されている気持ちになり、改めて頑張って生きていこうと思いました。
    幸せなひとときを送れました。

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    誰も傷つけない優しい世界観と、エモーショナルな登場人物同士の繋がり。
    青山美智子先生お馴染みの作風は健在で、最後まで安心してページをめくることができた。

    本作のバトン役・九官鳥の「ハッチ」が記憶しているのは、人が発した強い願いと思いだ。
    ハッチの言葉が別の誰かの心を解いたり再生のきっかけとなる流れは心温まり、自分の言葉や存在が誰かのエールになっているかもしれないというテーマも深く伝わってくる。

    ハッチの設定は発明的で、過去作から通底している「人は繋がっている」というメッセージだけでなく、構成の妙でも非常に魅せられた一冊だった。

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    普段は文庫本派で大判を買わないようにしてますが、
    装丁があまりにも自分好みでつい衝動買いしてしまった。
    カバーを外すとハッチと堂島さんがいないのは、ハッチと堂島さんが来ることで駅を使う人達に彩りが溢れたからっていう素敵な意味が込められてるのかな?

    江ノ電の十六夜駅を中心としたオムニバス形式のストーリー
    青山さん作品特有の人との繋がりを通した温かみのあるとても良い作品。

    個人的に青山さんの作品を読み進める度、苦しくなるなぁ、、、
    こんな素敵な話を創る事が出来る作者さんは、性善説でそれぞれ人には、その人の考えがあり、良いところがあると感じていて、尚且つ良いところを見つけようと、そんな素晴らしい人柄なのだと想像します。
    一転自分自身は性悪説で、表には出さないけど不満ばかりで、、、
    こんな素晴らしい考え方で生活したい、でも出来ない。と素敵な作品で気持ちが掬われる一方自虐的な心でとても苦しくなる。
    言葉には表しきれないけど、私にとってはそんな作品です。

    でも、次の作品もとても楽しみにしてます!!

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    こういうお話が読みたかった!という所を突いてくる青山先生の作品。登場人物たちが実在するかのように錯覚してしまう。ああ、こんな綺麗な海辺の街でのんびり暮らせたらな、ハッチに毎日会えたら幸せだな、と妄想が止まらない。装丁も綺麗で癒される。

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    鎌倉の海岸を走る路面電車の十六夜駅。ここに来る人たちの様々な悩みや過去があり、九官鳥や他の人とのふれあいで何かが変わっていく。

    0
    2026年10月31日

    Posted by ブクログ

    最後まで読んで、いちばん最初のプロローグに戻るとその意味がもっと心に響く小説だと思いました。
    最後の章は最初の章との繋がりに涙が出ました。

    そして、言葉のひとつひとつが心に届くような、
    本当に今、必要だから、この小説に出会えたんだと思わせてもらてます。
    青山美智子先生の小説はすべて私にとって必要なときに大切な言葉を送ってもらえているような気持ちになります。
    たくさんの人たちにわたしと同じ想いを感じてほしいなぁと願いたくなるような小説でした。

    0
    2026年10月30日

    Posted by ブクログ

    私が読書をするきっかけになったのは青山先生の作品に出逢えたからでした。
    美しく暖かい構成に、やっぱり心が暖かくなるような瞬間がたくさんありました。本当に素晴らしかったです。

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの青山美智子さんの作品です。

    今作は、一段と爽やかさと温かさと勇気をもらえる作品でした。
    プロローグ・一章〜五章・エピローグからなる連鎖短編集でした。

    それぞれ主人公は異なって、
    早期退職をしてフリーランスの50代男性
    手痛い失恋に打ちひしがれる女性声優
    怪我で休養することになったバスケ選手
    50代で現役、今も舞台に立つストリッパー
    ピアノだけが心のよりどころの女子高校生

    そして、駅員の堂島さん
    駅にいる九官鳥の「ハッチ」
    どの章にも出てくる、小説家の時川ひさめ

    作品を読み終えて思ったことは、人と関わるのは苦手でも、関わることを避けていても、どこかでたくさん支えられているのだな、と。
    もちろん、傷つく事もたくさんあります。それでも、人と交わる・コミュニケーションは大切なことなんだと改めて伝えてくれたように感じました。

    とても優しさが溢れていて、青山さんらしくちょっぴりファンタジーな要素もあって良かったです。

    九官鳥の「ハッチ」が、何故「ハッチ」なのか。
    小説家の時川ひさめがどんな人なのか。
    気になりながら楽しく読めました。

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    「エールってね、本来の意味は大声で叫ぶってことらしいですよ」本作のキーワードは、九官鳥とこのエールって言葉じゃないか。

    1章から5章まで青山さんの特有の登場人物や場所がリンクしていく。読み終わった後に鎌倉の江ノ電に乗れば登場人物に会えるのかなと思わせてくれた。

    傷心してる時はやっぱり小説が心を癒してくれる。
    今年こそ本屋大賞とって欲しい

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    最高です。
    連作短編小説。
    読み終わると、円になってて縁になってる。
    十六夜駅のハッチに私ならなんて声をかけるだろう…?

    0
    2026年10月27日

海辺のエール の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川書店単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

青山美智子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す