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あるときは、大切な人に語りかけるように。あるときは、自分をとりまくものを愛おしむように。「暮しの手帖」から新メディアへと活動の場を移し、いまも挑戦を続ける著者が、少年期から現在までの出会いやエピソード、考えたことなどを綴ったエッセイ集。「クウネル」連載時から話題を呼んだエッセイが待望の電子版に! ぜひディバイスに入れて持ち歩き、ときどき開いて、彼の前向きで明るい言葉たちに触れてみてください。著者自身が撮影した写真も豊富に収録された永久保存版!
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Posted by ブクログ
暮らしの手帖を時々読む。ファッション誌など流行を追う女性誌とは一線を画す、日々を豊かに美しく過ごすための知恵が詰まったライフスタイル誌だ。その編集長を務めていたこともある松浦氏のエッセイは、お洒落なのにどこか肩の力が抜けていて、ほっと一息、珈琲を一杯。あなたはあなたのままでいいんですよーと今の自分を肯定された気分になるから不思議。
おばあちゃんとのクリスマスのエピソードが良かった。彼のささやかな、それでいて素敵な暮らしの原点が詰まっている。住まいの美しさは、そこに暮らしがあること。
対照的に、妻の前での彼の振舞いは、意外だった。だがそういう部分もさらけ出してしまうところが、人間味があって魅力的。
ひとりになりたい。閉じこもっていたい。けれどもそれは誰かがそばにいてくれながら、そうしたいという、そんなわがままはないですよ。家に帰ったら、頭も使わず、話もしたくないくらいに疲れているかもしれませんが、奥さんは話がしたいんですよ、もっと。私はね、疲れているときほど、妻に愚痴をこぼして、おしゃべりをするようにしてるんです。そうすると、自分も楽になるんですよ。
馴染みの床屋の店主の言葉。
神様は、おもしろく楽しく生きている人が大好きーだからお祭りをする。
神宮文庫長の言葉。
あるがままの自分を受け入れてくれる、みっともないかっこ悪い自分でいられる、そんな居場所のある暮らしを素敵にさせるエッセンスがたくさん詰まった一冊。
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