スラよみ!現代語訳名作シリーズ 堕落論
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スラよみ!現代語訳名作シリーズ 堕落論

小説・文芸
1,430円 (税込)

7pt

3.9

義士も聖女も堕落せよ。健全な道徳を脱ぎ捨てよう。そこから戦後日本が始まる。敗戦直後、混迷する日本中を熱狂させた『堕落論』『続堕落論』はじめ、坂口安吾の世界をいま読み解く。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    理論社
  • タイトル
    :
    スラよみ!現代語訳名作シリーズ
  • タイトルID
    :
    20170583
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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スラよみ!現代語訳名作シリーズ の一覧

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スラよみ!現代語訳名作シリーズ 堕落論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単なる反戦を訴え賛同得たのかと思ってた。

    その他の短編の意味不明さを、最後の解説で少し理解し、

    堕落論自体、深い深い重い!!!!!!

    裏の裏の裏を読むとは、これを文学というのですね

    頭がおかしくなりそうな禅問答。
    なぜこの時代の文学青年はここまで悲観的で、憂いて生き、やたらめったら自殺したがるのでしょう。
    それが気になって仕方ないです。

    私のような浅い知恵ではこの美学、到底理解に及びません。

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    戦中戦後の描写のくだりは、とても生々しく訴えかける物があった。
    「勤労のよろこびだのとほざくのは、まったくバカげた話だ」
    この時代で、こういう価値観を持てているのはとても先駆的だ。
    「必要を求める精神を、日本では怠け者の精神などと腐し、貧しさに耐えている事を素晴らしい道徳だと褒め称える。」
    令和になった今の時代でも、こういう価値観の人がたくさんいる。

    どんな時代でも、人間は大きく変わらないんだなと痛感させてくれた

    0
    2019年12月28日

    Posted by ブクログ

    「堕落論」「続堕落論」「日本文化私観」「FARCEに就て」「風博士」を収録。
    「堕落論」と「続堕落論」はわかりやすかったが、「日本文化私観」は終着点がどこなのかよくわからず、読解に難を擁した。「FARCEに就て」は言いたいことは伝わってきたものの言葉を重ねるほどに回りくどさが増し、「風博士」については悪趣味とも思えたが、解説に曰くそれが坂口安吾の目指し見直されることを期待した「ファルス」というものとのことなので、安易な批判は避けた方が賢明なのかもしれないが、少なくともわたしの好みではなかった。
    「堕落論」「続堕落論」では、所謂国体というものについても話が及んでいるが、「続堕落論」に描かれる「政治家」の姿が今で言う所謂「ネトウヨ」を描いているようで、いつの時代にも変わらずこういった人間がいるのかもしれないとため息をつかされた。
    「堕落論」で言われている「堕落こそが人間の真の姿に立ち返ることなのだ」という内容については、これからその意味を噛み締め考えていきたいと思う。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    武士道や天皇制のカラクリを喝破し、不道徳や不名誉に苛まれる戦後の日本人に痛快な視座を与えたと思われる。堕落することに生きる価値を見出す、実に文学的な作品。ペコパの漫才に影響を与えてるのでは?

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    堕落論とは、「社訓はがその会社の真逆の真実を述べている」と等しいくらいのことを述べている。例えば、天皇制、農村文化。

    0
    2019年10月27日

    Posted by ブクログ

    これほど日本人の本質に迫った本は無いかも。天皇制は天皇によってもたらされているに訳ではない。そこに群がる時の政治家経ちが、自らが繁栄する手段として絶対君主の必要性を嗅ぎつけていたから。忠臣蔵の赤穂浪士に切腹を命じた徳川幕府は、浪士たちを行き伸ばせて放置したとしたら、彼らが後に堕落してその名声に泥を塗る事を阻止したかったから。戦争で散った多くの若者が居る一方で、生き延びた者たちは闇市で食いつないでいる。未亡人は新しい男に旨をときめかせている。昨日の敵は今日の友という楽天さ。実際、敗戦に伴う米国占領期には、あれだけ鬼畜米英と気勢を上げていた日本国民がマッカーサーを父親の様に慕う手の平返しをやってのけているのだから。そこを考えると、戦時中の「行きて捕虜の恥を受けるべからず」と戒めた戦陣訓は一見馬鹿げている様に見えるが、日本人の本質を知り尽くした上で策定された決め事なのであろう。

    美しいものを美しく維持しておきたい。なぜなら、そうしないと日本人は堕落するという事を皆知っていたのだから。戦争に負けたから堕落するのではない、人間だから堕落するのだ、と。

    幾分難解であり、何度か読まないとその主張をしっかりと受け止めることは出来ない。

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    ①堕落論、②続堕落論、③日本文化私観、④farce(喜劇)について、⑤風博士(短編小説)の5部作からなる。
    ③は日本文化について論じ、④喜劇について論じている。
    堕落論、続堕落論は、読み手側がどう捉えるか、又は何度か読む事で解釈が変わりそう。
    自分は生きるエネルギーを感じた。必死に、全力で生きていない事の恥じらいを感じた。
    NHKテキスト100分de名著の解説を併せて読みたい。

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    すらよみ!と謳っている現代語訳シリーズだが、いやいや、結構なオバさんにも難解でスラスラ読めません。

    「堕落論」「続堕落論」「日本文化私観」「FARCEに就いて」「風博士」が現代語で収録されている。

    終戦半年で書かれた「堕落論」は、世に大きな反響を与え、それまで長い低迷期にあった坂口安吾が、再び脚光を浴びることになる再出世作だそうだ。
    戦時中の価値観、押し付けられた日常が、敗戦とともに180度変わってしまった。
    両手を上げて大歓迎と言いたいところだが、突然与えられた自由、天皇は人だったという事実に戸惑う人は多かったのではないだろうか。
    そんな民衆に、安吾は鋭い言葉で戦争の虚しい美しさについて自論を展開している。
    幸運にもその時代を知らない自分が、理解する事は難しいように思われる。

    「堕落論」に比べ、「日本文化私観」はまだ霞のような物を掴めるような気がする。
    また「風博士」は前章の「FARCEに就いて」を受けてのものだが、FARCE(ファルス)というものを初めて知った。あまり日の当たらない分野だったようだが、昨年中井貴一らによって「風博士」のオマージュ作品が舞台で上演されたようだ。

    解説を読んで、はじめて入り口に立てたくらいの作品だった。2020.5.18

    0
    2020年05月18日

スラよみ!現代語訳名作シリーズ 堕落論 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    理論社
  • タイトル
    :
    スラよみ!現代語訳名作シリーズ
  • タイトルID
    :
    20170583
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月03日
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    :
    EPUB
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