空想の海

空想の海

880円 (税込)

4pt

3.7

“読む楽しさ”がぎゅっと詰まったカラフルな11の物語。奇想と探究の物語作家、デビュー10周年記念作品集。植物で覆われたその家には、使う言葉の異なる4人の子どもたちがいる。言葉が通じず、わかりあえず、でも同じ家で生きざるを得ない彼らに、ある事件が起きて――(「緑の子どもたち」)。大地に突如として小さな穴が開き、そこから無数の土塊が天へ昇ってゆく“土塊昇天現象”。その現象をめぐる哲学者・物理学者・天文学者たちの戦いの記録と到達(「空へ昇る」)など。ミステリ、児童文学、幻想ホラー、掌編小説……書き下ろし『この本を盗む者は』スピンオフ短編を含む、珠玉の全11編。

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空想の海 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    いろんな味わいで彩り豊かなドロップスみたいな(それより少しダークでビターな)物語がぎゅっと詰まった作品集。
    SF、幻想ホラー、児童文学、戦争の話、ミステリ…『この本を盗む者は』スピンオフ短編も。「イースターエッグ」のお話が優しい気持ちになれて好きだったな。

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    海/髪を編む/空へ昇る/耳に残るは/贈り物/プール/御倉館に収蔵された12のマイクロノベル/イースター・エッグに惑う春/カドクラさん/本泥棒を呪う者は/緑の子どもたち

    深緑野分さんの頭と心から生まれたお話たち
    素材も味も風味もいろいろで、残り香も違う

    美味しいお茶で一服しようか

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    音楽アルバムみたいな一冊。

    「海」は、まるでインストゥルメンタル。
    もちろん、本だから文字はあるのだけど。
    静かに、広く、海に漂う人を想う。

    個人的には「耳に残るは」が一番好きだった。
    「聴く」ということを巡るミステリー。
    声や音色、聴き覚えのある「それ」に、立ち止まる。
    今流れているものと、思

    0
    2026年01月31日

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