ワンス・アホな・タイム

ワンス・アホな・タイム

1,430円 (税込)

7pt

いつかどこかの国の、王や王女たちのお伽話集。まじめで滑稽でおろかな彼らをシニカルに描く―――何かを気づかせてくれる七話。

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ワンス・アホな・タイム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    むかしむかしのお話集。
    タイトル通りアホな人たちがいっぱいだが、さて身につまされる所がないかというと、他人のことをアホだと笑ってばかりもいられない。

    好きなのは「ウミガメの平和」と「呪われた王子たち」。
    ラストを締めくくる「木霊の住む谷」は他のお話とは違って、優しい嘘が切ない。

    0
    2018年09月01日

    Posted by ブクログ

    安東さんの本は2作目。「頭のうちどころが悪かった熊の話」がおもしろかったので。7つのお話が入っていて、笑えるのから、少しせつないものまで全部よかったです。特に「バカなんだか利口なんだか」「呪われた王子たち」「木霊の住む谷」が好きでした。

    0
    2016年10月04日

    Posted by ブクログ

    「命あるもの、いずれ死ぬのはこの世のおきて。そんなことはみんなわかっとる。それでも愛する者の死が悲しいのはなぜだかわかるかな?」
    と、ヒゲをなで、
    「どれほど愛していても、それを伝えることが二度とできない、そのことがたまらなくつらいのじゃ」

    なるほど。

    0
    2013年10月14日

    Posted by ブクログ

    いろんな国のお姫様や王子様やその他もろもろがつまったおとぎ話の短編集。

    客観的な口調で淡々とおもしろおかしく語られる。
    ちょいちょい本物(?)のおとぎ話が挟まれるため、その出所を考えるのも楽しい。

    でてくる登場人物がどこかネジが足りなかったり。
    言い回しの巧妙さや言葉遊びが随所にみられる。

    0
    2012年05月05日

    Posted by ブクログ

    昔話・おとぎ話風味のショートショート。

    皮肉っぽいんだけど、どこかあたたかさがあって小気味よい。

    0
    2012年02月08日

    Posted by ブクログ

    安東みきえさんは、教科書のみに書かれている短篇が二作あるそうなのだが(「そこまでとべたら」と「星の花が降るころに」)、私の学生時代より、遥かに新しい年代だったので、知らなくて当然といえば当然。

    しかし、本書を読んだ後になると、それが読みたくてたまらなくなり・・要するに、こんなタイトルでも(失礼)、

    0
    2022年11月25日

    Posted by ブクログ

    タイトルを一目見て、即、借り出し
    おもしろかった~

    私のお気に入りは
    「バカなんだか利口なんだか」

    そして、最後にほっこりさせる
    「木霊の住む谷」

    なんとなんと、著者の安東みきえさんは
    甲府市出身
    同郷ではありませんか!

    次は何を読もうかなぁ~

    0
    2014年10月14日

    Posted by ブクログ

    王様、王女様達のお伽話集。
    おめざめですか、お姫さま
    バカなんだか利口なんだか
    きみの助言
    魔法のパンの実
    ウミガメの平和
    呪われた王子たち
    木霊の住む谷
    の7話
    最後の「木霊の住む谷」のみ王様も王女様も王子も出てこないちょっと悲しくなる寓話だけど、後のお話はニコリだったり、ニヤリだったりとできる。

    0
    2012年08月24日

    Posted by ブクログ

    シュールでクスッと笑いを誘う童話集です。

    勧善懲罰のスタイルなので安心して読むことができます。
    一番お気に入りは「きみの助言」。
    会話がテンポよく楽しいです。

    「木霊の住む谷 」はお話としてはいいのですが
    アホな感じのものではないので、別の本に収録してくれたらなと思いました。
    (人間の愚かさとい

    0
    2012年06月09日

    Posted by ブクログ

    「頭のうちどころが悪かった熊の話」よりずっと良い~「おめざめですか,お姫さま」夜明け前に寝床を動かすと魂が別の肉体に移動することを知った退屈姫君が庶民の生活を体験すると,母親の女王の様子がおかしい:「バカなんだか利口なんだか」荷役の仕事がロバの死で断たれた若者は池で小人を釣り上げ,人参を貰ったのが気

    0
    2012年06月03日

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