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決勝戦前、オールブラックスのロッカールームの様子を記録したスクープ報道(「1987年のロッカールーム」)。観客がよく飲む。これもラグビー文化なのだ(「飲んで肩抱き合って」)。あと101回は書くぞ。ジャパンが南アフリカをやっつけた(「序列を超えて。」)。1987年から8大会すべてを現地取材。世界のラグビーの潮流、ジャパンの変遷、開催国の文化・人間・ビールを通して書き綴られた、人類に不可欠な営みの祭典。その魅力を一冊に凝縮。24年間勝利のなかったジャパンはなぜ強くなったのか?その軌跡の記録はまさに白眉。本書はナンバー、ラグビーマガジン、スポニチ、東京・中日新聞などに掲載された記事に加筆・修正して新たに編集した文庫オリジナル作品です。書き下ろし【終章】「紙ナプキンの字はかすれた。」を収録。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年10月01日
歴史を辿っているかのような感覚になる。
熱くて厳しく優しい。
そして何よりも、「ラグビー」にフェアな立ち位置で見つめられた文章。
記事やコラムを時系列でまとめた一冊で、別々の時間に書かれたものとは思えない一貫した想いを感じることが出来る。
新聞記事など即時性の高いものもあるだけに臨場感があって...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月12日
著者がスポーツ記者として過去に書き連ねた文章を、ラグビーW杯という形でまとめた本。
最後の2014年大会は、熱量も伝わって読んでて熱くなった。
ただし、それ以外の大会、特に初期の大会だと、著者の力量の問題なのか、あるいはスポーツ雑誌特有の言い回しが自分の肌に合わないのか、何とも読みづらかった。
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