輝夜姫 12巻

清水玲子

全てに絶望し、晶との死を求めて、アメリカにある軍の医学研究所から開発中の致死性ガスが入った容器を持ち出したまゆ。碧や柏木達が説得を試みるも、まゆは晶の前で容器の蓋を開けてしまう。解毒剤は1本しかなく、晶とまゆのどちらを救うか、再び選択を迫られた碧が下した決断とは…！？

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 白泉社
• 掲載誌・レーベル: LaLa
• シリーズ: 輝夜姫シリーズ
• ページ数: 379ページ
• 電子版発売日: 2013年03月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 75MB

[ブクログ · ★★★★☆]

まゆが意外に一番に大人になっていきそう。この子は性格に非常に難があるけれど、早く晶を卒業して幸せをつかんで欲しい。それに反して、ミラーは報われないフラグが立ってるね。まあ、最初から幸薄そうなキャラではあるけれど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

碧の選択は良いとして、帝の血筋だからという妄執は無理すぎる気がするけど、それを言うなら月の石自体が問題か。最後どうなるか楽しみに読む事にしよう。

[yoshi · ★★★★★]

うん、まぁ、その…

事件後にまゆがそこにまだ存在することが許されてることが信じられない。
なぜ？
幽閉するか2度と顔を見たくないと排斥されるのが普通では？
なぜ、加害者なのにそこにいるの？

というのが普通の考えだと思うけど、
反省して碧をどうにか助けようとしている。

だから許されるのか？
これ以上に迷惑な存在はないのに。

でも、由はまゆも被害者だと思う。
ある意味、被害者だったけど、由にしてみれば1番大切な碧と晶を殺されかけた。直接の加害者、殺人未遂、ほとんど殺人犯のまゆ。
でも、大元の柏木、間接的に手を下した昂とYUIを殺害。

仲間と思ってたら大切にするのかといえば、聡を疑う冷静さは持ってる。

まゆが許されたのはなぜだろう？
2人の天人の首を土産として柏木に持ってくのは、敵認定した相手としてまとめて見れば分からなくもないけれど。

被害者だと見れば、行動の動機を理解出来れば許せるということ？

まだ由には見境がなさそうだけど、碧は何かを掴もうとしたみたい。碧がまゆを許した。

まゆが許されたのは碧の選択故のことだったかもしれない。

由に大きな影響を与える唯一の人、碧。

聡だって愛情の中できっと辛かったんだろうな。
理由あっての裏切りは比較的どのストーリーでも許される。

憎しみと許しの物語なのかな？

依存と自立の間には他者からの愛が関与してそう。まゆはこれで変わりそうだから。

＃深い ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[匿名 · ★★★★★]

ちょっとモヤモヤ

まゆ、生きとったんかいワレ！！

と今までも思いながら読んでいたが今回はそれが頂点に達した。
他の人が言ってるようにストーリーは素晴らしいのだがキャラにはかなりムカつく。主にまゆが。

更にかぐや姫は由だったんかい…
てっきり晶がかぐや姫かと。

ミスリード凄いけどこれだと何故晶に皆がメロメロなのか分からなくなってきた。
皆　由に惚れるならわかるんだけど。自然な恋愛感情なら人それぞれ好みがあると思うんだよね
フェミニンなゆるふわ女が好きとか。
そこら辺の謎も最後は解ける事を期待して読みます。

＃感動する ＃ドキドキハラハラ ＃深い