数学史入門 ――微分積分学の成立

数学史入門 ――微分積分学の成立

990円 (税込)

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ニュートンやライプニッツによって創造された微分積分学。それは近代西欧数学の象徴であり、今日の科学技術社会の基礎である。その学問はいったいどのような思想的・社会的前提の下に成立したのか? 古代ギリシャの公理論・解析的発見法、アルキメデスの無限小幾何学、アラビアのアルジャブル、ヴィエトとデカルトの記号代数学、無限小代数解析の形成をたどり、さらに近代西欧社会と東アジアにおけるその受容までの悠久の歴史を包括的に論じ数学的知識の本質に迫る。東京大学大学院数理科学研究科の講義のハイライトを、一般読者向けに簡明にまとめ直して成った、数学史の重厚さを垣間見せる力作。

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私自身数学が専攻ではないので、字面を追ってめくるという行為になるところも少なくなかった。

    ただ、数学はニュートンやライプニッツが登場するまでは、アラビア地域が古代ギリシャ幾何学を継承しており、アラビア地域が先進地域であったこと。そして代数学はインドより生まれたこと。今我々が使用している所謂算用数字

    0
    2011年08月15日

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