怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

“小説”ならではの企みに満ちた“怪談”全7編。深夜、疾走する車内を戦慄させた「高速怪談」、呪われた大ヒットホラー映画「苦々陀の仮面」、禁忌を犯してしまった夫婦と「こうとげい」、正体不明の殺戮犯「うらみせんせい」、作者不明の恐怖譚「涸れ井戸の声」他。謎めいた語りが恐怖と驚愕を生み、奇妙で不穏な空気と意外な結末に嫌な汗が滲みだす。著者真髄の大どんでん返し恐怖短編集!(解説・大森望)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    テレビでやる怪談ドラマ特番の大当たり回みたいな小説。ジャンルもスラッシャーや怪談やヒトコワもあり、多種多様。小説でしか味わえない仕掛けもあり、だいぶ楽しい。涸れ井戸の声という小説がとてもお気に入りで、日常に侵食してくる怖さがある。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    不条理で得体の知れない恐怖や原因不明のゾワゾワ感がガッツリあるが、それだけじゃなく、人間の心の奥底に潜むドス黒い悪意がビシバシ描かれていた。まさに怪談の真髄って感じだった。
    ただ、澤村伊智の真骨頂、叙述トリックとビックリのどんでん返しが各話に仕込まれおり、ただの怖い話じゃ終わらない深みがあった。

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすい短編ホラー小説です
    どのお話も捻りがあって大変面白かったです
    怖いけど切なくなるお話もあって読んでいて惹き込まれました

    澤村伊智作品が昔から大好きです
    長編は読み応えがあるし短編は読みやすくて好きです
    比嘉姉妹シリーズも追っています
    どれも面白くて満足する作品です

    本作はどのお話も読ま

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    どの短編も読み始めはふんわりとした不気味さから始まって、読み進めると怖さが具現化していくような感覚で、すごく面白かったです!

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    7編の恐怖が凝縮された短編集。
    小説ならではの趣向が凝らされていて、恐ろしさと驚きが同時に楽しめる一冊。
    特に深夜の高速の車内で語られる「高速怪談」と作者不明の謎のホラー小説をめぐる「涸れ井戸の声」が好み。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    大森望氏の解説目当てに買ったけど、面白い!
    モキュメンタリー、SFよりホラーみたいなイメージだったけど、こんな話も書くんだ!と嬉しい驚き。
    テーマは古典的なのに、現代的な令和ホラーとしてちゃんと怖い。著者のホラー作家としての力量を感じる。作中のホームページとかもちゃんとアクセスできるようになってて、

    1
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    作者さんは『怪談』好きかつ『怪談』というものを考察するのが好きなんだろうな
    こういうちゃんとした?怖いストーリーも好きなんだけど、いつものド派手なアクションホラー??も好きなので、次は佐々木事務所シリーズが読みたい

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    ホラーの短編集だ。
    タイトルに「?」となると思うが、読み終えれば納得。

    私はホラーが好きで、小説、映画に、YouTubeや怪談語り、ネット掲示板など鑑賞するのだが、大人である今、怖いとは思わないのが本音だ。

    子供の頃で言うと「リング」など怖くて寝れなかったし、特に役所広司さんの「降霊」と言う映画

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    全7編の怪談。「高速怪談」密室でも車の中はきつすぎる。何が起こっても逃げられない息苦しさの方が怖さより勝った。あと「笛を吹く家」は思わず途中で驚いて声が出たし「こうとげい」もただ旅行で来ただけなのになんて理不尽なんだと最後までドキドキした。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの澤村伊智さん

    短編7つ
    実話風なのが怖い〜

    「高速怪談」
    みんなで、車で帰省時の雑談で、タイトル分からん映画当て、うん「超能力学園Z」か!あったな!
    それはともかく、みんなの怪談話の最後のオチが怖い。そんな経験したら、ずっと夢に出る!(−_−;)

    「笛を吹く家」
    曰くありげな家。

    0
    2025年07月09日

怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

澤村伊智 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す