大阪ことばの謎

大阪ことばの謎

1,045円 (税込)

5pt

日本語学の泰斗にして役割語研究の第一人者が、文楽、落語、小説、漫才、インタビュー、マンガ、アニメ、ドラマ等の幅広い資料を参照しながら、ことばと文化をめぐる謎に正面から挑む。

一度キチンと知っておきたかった
「大阪ことば」のあれやこれや。
目からウロコとはこのこと!
ほんまにほんまに。
――万城目学(小説家、大阪府出身)

※カバー画像が異なる場合があります。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

大阪ことばの謎 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アニメ・漫画『じゃりン子チエ』を見て以来、大阪弁が気に入った。そのため『大阪弁の秘密』などを読んだりしたが、本書は柔らかい題名に見えて、なかなかに学術的な内容となっている。大阪ことばの、ネイティブが表現するメロディアスなアクセントは、非関西人が真似るには難しいらしい。だから、エセ関西弁が見破られてし

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    金水敏先生のご著書『大阪ことばの謎』を拝読しました!
    扱っているのは真面目な内容なのに、なぜだか笑ってしまう——
    大阪ことばが題材だからか?
    それとも金水先生の文体?
    おそらく先生の語り口が文字になっているからこそ、なんとも言えない面白さがあるのかもしれません。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    「大阪ことばの謎」のうち最大の謎は、近代以降方言の弱体化の中で、なぜ大阪ことばだけが全国の日本語話者に影響を与えるほどの力を持っているのか、とのこと。
    それを、語法やアクセント、大阪ことばの発達の歴史や、他の関西方言との関係、コミュニケーションの特質など、多彩な観点から解明していく。

    第一章で「大

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    大学時代、関西人の押しの強さに戸惑ったことを思い出す。関西弁と言っても河内、摂津などで異なるし、もちろん京都や神戸も別。
    文法から実際の文学、落語。お笑いからの引用や文法の説明など学術的なしっかりした内容。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    アルヨことばの本面白かったな、と読んだら、関西の方言の基礎知識から始まり大阪という都市の歴史からエンタメの関西弁キャラの変遷まで多岐に渡ってて面白かったです。関心があればそりゃそうなんだろうけど先生いわゆる猛虎弁までがっつり押さえてる。研究者とはすごいものです。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    万城目学さんの帯に惹かれて購入。
    普段はサラーッと使ってることばの不思議さや成り立ち、現代までの変遷がテンポよく収められています。言語学ってなんか小難しいイメージだったのですが「おもろいやん」ゆうてチャチャッと読めて楽しかったです。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    関西弁話者です。
    ラジオで紹介されていたので、興味を持ちました。

    他県に進学した際、関西圏でも語尾が違ったり、知らない単語があったりと、驚くことが多々ありました。
    この本は、これらの現象についての説明が、大阪ことばの歴史とともに詳しく書かれています。

    また、関西圏の人は、会話に間を作ることは少な

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    考えてみたら、我々はみんな
    日常会話とビジネス用会話とで
    話し言葉を変えているんでは?
    イントネーションは仕方ないけど
    家族や友達にしゃべりかける感じと
    お客様に話しかける感じでは少し違うように。
    というわけで、日常会話としての方言が
    どの地方でも残っていくといいなぁ!

    ちなみに個人的には
    「オチ

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  大阪人のしゃべりはなぜ軽快か~大阪弁のリズム
    第2章  歌う大阪弁~アクセントが作る言葉のメロディ
    第3章  大阪弁・関西弁はひとつじゃない~「ほんもの」の大阪弁とは?
    第4章  大阪弁はいつ、どのように生まれたのか~「コテコテ大阪弁」の誕生とその後
    第5章  大阪人は本当にけち

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    大阪弁の変遷を知ることができて面白かったです。

    かつて大阪で働いていましたが、その昔ですら聞くことがほとんどなくなっていた船場言葉を話す営業さんを思い出しました。「〜でおますな」などと、書けば芸人言葉と同じでも、船場言葉は柔らかいのに、ドライでさらっとしていて、客の気を損ねることなくビジネスを進め

    0
    2025年05月18日

大阪ことばの謎 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

SB新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

金水敏 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す