定本 言語にとって美とはなにかII
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定本 言語にとって美とはなにかII

946円 (税込)

4pt

3.7

引用される作品は、記紀万葉から折口信夫、ヘーゲル、サルトルにまでにおよび、そのジャンルは詩、物語文学の表現としての通史であり、戯曲の成り立ちを、能・狂言を通じて丁寧に展開した画期的論考でもある。

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定本 言語にとって美とはなにかII のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    後半部分は、「共同幻想論」につながっていくようなモチーフがみられる。

    おそらく、
    個人には、架空の言語空間への接続があると考えられているが、
    それは具体的な形象を持った空間ではない。
    そこから個々の内観を通して、共通性への架橋がなされるのである。

    その個々が持っている空間を、「共同幻想論」では

    0
    2012年09月14日

    Posted by ブクログ

     1に続いて、前半は各論。詩や物語や劇などが(それこそ宗教の儀式の前の発生の所から)どういった構造で生まれて、発展してきたかを確実に説明してくれる。
     自分がこういう本を読まないせいもあるかも知れないけれど、言語や芸術についてここまでとてもとても考えられない、極みまで明らかにしてしまっているので全く

    0
    2011年11月15日

    Posted by ブクログ

    ー わたしたちが立場というとき、それは世界をかえようという意志からはじまって世界についてさまざまな概念をかえようとするまでの総体をふくんでいる。文学(芸術) についてのさまざまな概念をかえるためにも、立場はなければならないし、またどうしてもあることになってしまう。文学(芸術)についての理論は、すべて

    0
    2022年04月03日

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