天皇問答

天皇問答

990円 (税込)

4pt

4.2

明治・大正・昭和・平成・令和……今こそ問う、この国にとって天皇とは、皇室とは何なのか? しばしば天皇制を扱ってきた小説家と、天皇研究の第一人者が、対話を通じてその本質に迫る。

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天皇問答 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原武史はいつの間にか、ただのお召し列車好きではなくなった。
    天皇の在り方の変遷の一つの見方が、この対談でまとまって把握できる

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    譲れない反戦平和の意志を持つ自分が「天皇制」というものにずっと感じ続けている疑問を相当に解き明かしてくれた書であると思う。
    奥泉光さんの分厚くて重たい「虚史のリズム」を読み終えたとき感じたモヤモヤもかなり晴れた。
    奥泉、原の両氏のようにこれからも考え続けていこうと思う。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

     書名にある通り、対談がまとめられたものなので、まとまった論考が展開されているわけではない。でも、明治以降令和にいたるまでの天皇や皇室の変遷を二人で振り返ってくれているので、頭の中を整理できる。昭和天皇の崩御で、それまで存在感が薄れていた天皇の身体が急に表面に登場し、天皇のタブー性を再認識させられた

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

     20世紀の総力戦に取材した小説を多く発表してきた小説家と、近代天皇制とメディアとのかかわりを粘り強く追いかけて来た政治学者との対談本。新書という媒体的な制約もあって、基本的な知識の確認に多くのページが費やされているが、大正天皇の振る舞いを「大正流」として取り出したり、徳川時代の身分差をめぐる人々の

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    加藤陽子との対談「この国の戦争 太平洋戦争をどう読むか」の、相手は代われど続編的な本。
    実は高校の頃は中上健次や大江健三郎、三島由紀夫、吉本隆明にカブレたクチなので、いろいろ考えたものだが、その後はとんと。
    実際天皇と聞けば必ず、もう何百回も思い出すのが、女子高生のツイート「「天皇誕生日おめでと あ

    0
    2025年06月09日

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