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理想(多様性奨励)と現実(根強いバイアス)のギャップが大きすぎる! 学校・家庭・メディアで与えられる「らしさ」の何が問題か。赤ちゃんから幼児、小学生、中高生、大学生まで、育児や教育を通して子どもたちに与えられるジェンダーイメージについて、教育社会学の知見や著者自身の子育て経験を踏まえて検証・考察する。母性愛神話、マイクロアグレッション、性教育、別学か共学か、性的同意、女性の透明化・商品化…… 語りにくいが大事な問いに正面から挑む。
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Posted by ブクログ
この本で知ってよかったというコンテンツとも多く出会えた。 ・セイバン ランドセル選びドキュメンタリー篇 ・アリエル実写版への黒人の子供たちの反応 ・tea consent ・BBCによる、男の子おもちゃ・女の子おもちゃへの対応する大人についての実験。(女の子の見た目の子供には女の子おもちゃ、男の子...続きを読むの見た目の子供には男の子おもちゃを勧める大人の傾向) 子どもたちには幅広い選択肢から自由な選択ができるようになってほしい。私たちも自由でありたい。 大変すぎる家事を基準にしない。人にとやかく言わない。自分も気にしない。 歴史物の女性の少なさ。
昨今、話題にあがるジェンダーバイアスについて、教育と関連させて幼少期、小学生、中高生、大学とケースに分けて考えが述べられている。 ジェンダーバイアスや教育に関係する性差を学ぶには最初に読んでもよいと感じた。 身近な例や学生たちの率直な感想など具体例が読みやすさを助長していて、学生のみならず大人まで読...続きを読むんでほしい一冊。
分かりやすい、具体的な事例と絡めて説明してくれるから、自分が感じてた違和感はこういう事だったのかと気づく。ほんと周りの友達にもおすすめしたい
ボーヴォワールが『第二の性』で「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と語ったのが1949年。 75年かかって日本の教育現場(特に大学で)でも、「らしさ」を強制していることを訴えることができるようになったんだね。 今後、ジェンダー問題に取り組んでいくためには、一人ひとり個別に対応することが求めら...続きを読むれるわけだけど、これは効率性を捨てることになる。そこまで社会は成熟しているかな?
女性差別については話が多かったような気がする。隠れたカリキュラム的なことを期待して読んだから、ほぉって感じだった。
高校か大学の教養でこういう授業を受けていたら、大学生活をもっと自己肯定感高めに生きられたのではと感じる。 本書では大学におけるジェンダーバイアスまでで終わっているが、個人的にジェンダーバイアスが1番強いと感じたのは新卒就活から新卒社員としての最初の数年だった。「社会人」というよりも、新卒横並びの就活...続きを読むの結果として、大学生の悪いところがさらに濃縮されたような、金を稼げるようになった擬似大学生的新卒社員の世界についてもこういう研究が進んでほしい。
赤ちゃん・小学生と、無邪気な幼少期を通して受けるジェンダー刷り込みが意外と強烈で驚いた。 中高・大学の章はわりと自覚的に経験してきたことが多かった。 もっとこうした知見が広まり、配慮し合う世界になってほしい。。。
なかなか変革が難しい問題であるのが悩ましい なるほど、これも差別だったかと思うと同時に、全ての多様性に配慮することは不可能だとも思う
教育や育児のように若年世代が対象となっている場って意外と性別で分けるような言動がまかり通っていると思う。娘と息子がいるこの本の著者にしたって、ジェンダー意識が高いはずだけど何となく息子よりも娘をジェンダーニュートラルに……というか、ピンクやお姫さまに傾向しないように力を入れているような感じがした。こ...続きを読むとほど左様に身近なおとなの存在が子どもに大きな影響を与えることだろう。 とはいえ、好きなランドセルを選ぶエピソードなどから、親やその子どもをいとしく思う立場だからこそ危険を避け、その子の趣味に沿わない標準のものを選ぶよう仕向けてしまう気持ちもわからんでもない。そして子どもたちもそういう親の気持ちを忖度して選んだりもしているんだなあ。さらに、そういうことが世のなかの無理解のせいにしているような感じもする。何て窮屈な世のなかなんだろう。
ジェンダーの専門であるが、大学を背景としているし、東大について自分の体験をもとにしているので、学生も読みやすいと思う。教育社会学の専門家の論文もあげてはいるが、かなり自分の意見として説明しているのでわかりやすいのは、ジャーナリストとしての経験があったからなのかもしれない。子育てをしながら博士論文を書...続きを読むき、数校で非常勤を重ねながら論文を書いている体験がある。大学の授業でのジェンダーの参考文献にもなり、教員養成系大学の学生もおすすめ本である。
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教育にひそむジェンダー ――学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる
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中野円佳
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