教育にひそむジェンダー ――学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる

教育にひそむジェンダー ――学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる

880円 (税込)

4pt

理想(多様性奨励)と現実(根強いバイアス)のギャップが大きすぎる! 学校・家庭・メディアで与えられる「らしさ」の何が問題か。赤ちゃんから幼児、小学生、中高生、大学生まで、育児や教育を通して子どもたちに与えられるジェンダーイメージについて、教育社会学の知見や著者自身の子育て経験を踏まえて検証・考察する。母性愛神話、マイクロアグレッション、性教育、別学か共学か、性的同意、女性の透明化・商品化…… 語りにくいが大事な問いに正面から挑む。

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教育にひそむジェンダー ――学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本で知ってよかったというコンテンツとも多く出会えた。
    ・セイバン ランドセル選びドキュメンタリー篇
    ・アリエル実写版への黒人の子供たちの反応
    ・tea consent

    ・BBCによる、男の子おもちゃ・女の子おもちゃへの対応する大人についての実験。(女の子の見た目の子供には女の子おもちゃ、男の子

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    昨今、話題にあがるジェンダーバイアスについて、教育と関連させて幼少期、小学生、中高生、大学とケースに分けて考えが述べられている。
    ジェンダーバイアスや教育に関係する性差を学ぶには最初に読んでもよいと感じた。
    身近な例や学生たちの率直な感想など具体例が読みやすさを助長していて、学生のみならず大人まで読

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    分かりやすい、具体的な事例と絡めて説明してくれるから、自分が感じてた違和感はこういう事だったのかと気づく。ほんと周りの友達にもおすすめしたい

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    ボーヴォワールが『第二の性』で「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と語ったのが1949年。
    75年かかって日本の教育現場(特に大学で)でも、「らしさ」を強制していることを訴えることができるようになったんだね。
    今後、ジェンダー問題に取り組んでいくためには、一人ひとり個別に対応することが求めら

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    女性差別については話が多かったような気がする。隠れたカリキュラム的なことを期待して読んだから、ほぉって感じだった。

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    高校か大学の教養でこういう授業を受けていたら、大学生活をもっと自己肯定感高めに生きられたのではと感じる。
    本書では大学におけるジェンダーバイアスまでで終わっているが、個人的にジェンダーバイアスが1番強いと感じたのは新卒就活から新卒社員としての最初の数年だった。「社会人」というよりも、新卒横並びの就活

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    赤ちゃん・小学生と、無邪気な幼少期を通して受けるジェンダー刷り込みが意外と強烈で驚いた。
    中高・大学の章はわりと自覚的に経験してきたことが多かった。
    もっとこうした知見が広まり、配慮し合う世界になってほしい。。。

    0
    2024年12月18日

    Posted by ブクログ

    教育や育児のように若年世代が対象となっている場って意外と性別で分けるような言動がまかり通っていると思う。娘と息子がいるこの本の著者にしたって、ジェンダー意識が高いはずだけど何となく息子よりも娘をジェンダーニュートラルに……というか、ピンクやお姫さまに傾向しないように力を入れているような感じがした。こ

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジェンダーの専門であるが、大学を背景としているし、東大について自分の体験をもとにしているので、学生も読みやすいと思う。教育社会学の専門家の論文もあげてはいるが、かなり自分の意見として説明しているのでわかりやすいのは、ジャーナリストとしての経験があったからなのかもしれない。子育てをしながら博士論文を書

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現代日本おいて、ジェンダーについてステレオタイプの刷り込みがどのようにされてるのかを、年代毎に分けて論じている。幼少期、小学生、中高生、大学生に順を追って解説されている。

    とにかくわかりやすい。
    著者も子育て経験者ということで、ご自身のお子様の例もあったり、大学の授業での学生さん達のコメントも沢山

    0
    2025年03月13日

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