宗教の日本史

宗教の日本史

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

3.5

歴史を振り返ると、日本人が抱くこうした“宗教的グレー“な感性が随所に垣間見られます。
その一例が、奈良の東大寺にある「手向山八幡宮」と呼ばれる神社の存在です。
なぜ仏教寺院に八幡様を祀る神社があるのか。
それは、聖武天皇が東大寺の大仏造立のために全国に協力を募った際、
大分県の神社・宇佐八幡宮が積極的に協力したという背景があるからです。
おもしろいことに、手向山八幡宮のご神体は、僧侶の形をした八幡様です。
これほど神仏が混在する宗教観を受け入れる国は、世界広しといえどそう多くはないはず。
本書では、そんな日本独自の“グレー“な宗教観についてご紹介していきます。

(本書「はじめに」)

●戦国時代にキリスト教の宣教師たちが
日本に来たのは殉教を望んでいたから
●神託を変えることで
朝廷の信頼を勝ち得た宇佐八幡宮
●日本の新宗教に日蓮に
関連しているものが多いワケ
●伊勢神宮のお伊勢参りを支えた遊郭

【目次】
第1章 日本人は神を信じてきたのか
第2章 仏教が根付いたのは「多神教」だったから
第3章 多才な空海と孤高の最澄
第4章 「民衆の救済」がなかった平安仏教
第5章 鎌倉新仏教は庶民をスポンサーに
第6章 武士に好まれた禅宗の魅力
第7章 なぜ一向宗は織田信長の脅威だったのか
第8章 豊臣秀吉がキリスト教に危機感を覚えた真の理由
第9章 徳川家康はキリスト教と豊臣家の団結を恐れた?
第10章 廃仏毀釈は明治政府の命令ではなかった
第11章 神道は本当に宗教ではないのか
第12章 日本における「本当の信仰」とは?

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宗教の日本史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史学者の本郷和人による、宗教を通じた日本史について。

    日本史における宗教の役割を知ることができた。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    『日本人は道徳的だが信仰的ではなくグレーな宗教観は持つ。』と言う表現は確かに一般的な日本人観として当てはまるように思えます。
    それが特定の宗教観の強い外国の人から見ると宗教の教えに頼らず倫理を維持できているのでは?と進歩的と見える場合もある事も、何となくですが理解できます。
    ただ、それを我々日本人が意識してそうした訳ではない以上、そう言う外国の人は少し日本人を買い被り過ぎのような気がします。

    本書を読んでも日本の宗教も昔から権力と結びついていた事は分かりましたが、日本人のグレーな宗教観の明確な理由までは分かりませんでした。
    しかし、日本は外国のように多神教から一神教に至る道を辿っていないからでは?とも思いました。
    つまり、日本では八百万の神と言う古来の自然信仰から多神教的な仏教が入ってきてその時々の権力者と結び付いてきましたが、仏教の教義で国を作ったわけではなく、政治のために神道や仏教を利用しただけなので、宗教そのものがその時々の都合で利用されるグレーな存在になったのかな?と言う考えです。

    内容があくまでも筆者の感想と思われる部分が多いのですが、全体を通して読むとそれなりに納得できてしまう内容でした。

    0
    2026年02月27日

    Posted by ブクログ

    文体が難しくなく読みやすい。しかし、作者の個人的な感想や推論が多いなと感じた。宗教を知ろうとするきっかけの本としてはいいと思うが、深く学びたいと思ってる人には物足りないと思う。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  日本人は神を信じてきたのか
    第2章  仏教が根付いたのは「多神教」だったから
    第3章  多才な空海と孤高の最澄
    第4章  「民衆の救済」がなかった平安仏教
    第5章  鎌倉新仏教は庶民をスポンサーに
    第6章  武士に好まれた禅宗の魅力
    第7章  なぜ一向宗は織田信長の脅威だったのか
    第8章  豊臣秀吉はキリスト教に危機感を覚えた真の理由
    第9章  徳川家康はキリスト教と豊臣家の団結を恐れた?
    第10章  廃仏毀釈は明治政府の命令ではなかった
    第11章  神道は本当に宗教ではないのか
    第12章  日本における「本当の信仰」とは?

    <内容>
    専門ではない近世以降の内容は消化不良の気がする。さほど新しい内容はないし、自分の見解も少ない気がする。豊臣家とキリスト教も根拠は薄いし…。

    0
    2024年11月21日

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