弱い円の正体 仮面の黒字国・日本

弱い円の正体 仮面の黒字国・日本

1,100円 (税込)

5pt

「長引く円安」の真因に迫る――どこから外貨が流出しているのか?

【著者より】
経常収支黒字国や対外純資産国というステータスは一見して円の強さを担保する「仮面」のようなものであり、「正体」としてはCFが流出していたり、黒字にもかかわらず外貨のまま戻ってこなくなったりしているという実情がある。その意味で、日本は「仮面の黒字国」とも言える状況にあり、統計上の数字からだけでは見えてこない「正体」に迫る努力が必要というのが筆者の問題意識である。"

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

弱い円の正体 仮面の黒字国・日本 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近の円安の要因を、データをもとに上手く説明している。構造的に過度な円高にはなりにくくなったことがよく理解できた。為替から見た日本の立ち位置的なことも分かるので、良い本であった。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    なぜ円が弱くなったのか、構造的にわかる名著。

    海外に4年ほど住んでおり、この4年で大きく円安が進み、コロナ前よりも日本が圧倒的に弱くなった、というのを肌で感じてきた。その中で、要因が一体何で、今後どうなるのかを正しく把握したくて読んだ。
    結論、非常にわかりやすく、また日本人として何をすべきか考えさ

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    基礎知識がないとなかなかわかりづらいですが、何とか読み切りました。いいことも悪いことも選択するのは国民を意思だと言う事ですね。選挙行かないとまずいですね。日本の今ある倦怠感がなんとなく説明されてるような気がします。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    現在日本は経常収支黒字国

    「新時代の赤字」=その他サービス収支赤字のこと。その中には「専門・経営コンサルティングサービス」も入っている

    2023年時点でサービス収支全体で2兆9158億円の赤字。これは旅行収支における3兆6313億円からサービス収支の5兆9040億円を引いた数字。
    2030年には

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    円の実需についてニュースやそこらのYouTube動画では知ることができなかった実態を知ることができた。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    金融動向には疎いが、円安が日米金利差によらず続く可能性が高いこと、インフレに突入しているだろうことなど、肌感として納得できた。人口減少の中で何を強みとして国内投資を増やしていけるのか、なかなか答えは出そうに無いが、国として議論は始めていて、手をこまねいているわけではない、ということに少しホッとした。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    正確な記述を心がけているせいかやや留保や繰り返しが多いが、1年前に書かれた本であるにもかかわらずとても勉強になった。
    ①旅行業は労働制約があって頭打ち、
    ②企業が海外で稼いだお金は内部留保にカウントされてしまうが海外で再投資される場合が多い、
    ③以前は海外資産の多くが現金化しやすい金融資産だったが、

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    経済の話は私には難しかったけど、日本の今後を考える上で良書だと思う。安くて治安のいい土地を売りに、海外企業の誘致などをどれだけあ進められるのか、アジアの中でももしかしたらそのうち一番下の経済成長の国になる恐れはあるなと感じでしまった。

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    専門外では、細かい数字は難解であるが、円安の背景、厳しい日本の経済環境は、理解できる。しっかり心して対応する気持ちになる。

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    2024年83冊目。満足度★★★★☆

    ドル円を中心とする為替レートの変動は企業も日本国民にとっても大きな関心事となっている

    本書は、かつて、日本を苦しめてきた「円高」の再来などは「構造的」に起こりにくい状況になっていることを数々のデータを示して論証

    昨今、海外への投資が増えている多くの個人投資

    0
    2024年11月29日

弱い円の正体 仮面の黒字国・日本 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

日経プレミアシリーズ の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

唐鎌大輔 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す