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おいでやす、千年の闇が生む、
微笑みの裏の恐怖へ。
京都話の名手とご一緒に。
◆怖い場所リスト・地図付き
微笑みに隠された得体のしれぬ怖さ──
それこそが京都の魅力であり、真骨頂だ。
情念と怨念が積もった都で飄々と暮す人々だけが知る恐怖を、
生粋の京都人がご案内。
都の魔と人の業が結晶し《異形》、
大路小路に潜む《伝説》、
京都人も畏れる《寺院》ほか九章からなる、
美しくも恐ろしい京都「百物語」。
解説=井上雅彦
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Posted by ブクログ
年末忙しくしてるのに怖い話ばかり読んでる(抜粋)
とりわけ霊感が強い一人が言う。「霊がなに考えてるとか、憑かれたらどうしたらエエとか、そんなんぜんぜんわからへん。ただ、あ、あの人もう死んだはるやん…って、気がつくだけやねん」ちょうどゲイたちがお仲間を見分ける目を持っているのと同じだと彼女は説明した。なら、どのくらいの割合で霊が混じっているのかと訊いたら、大きめのスクランブル交差点でわーっとすれ違う中にニ、三人くらいということだった。瞳が艶消しみたいになっていたり、表情から感情が読み取れなかったり、あるいは独特の匂いとかで判断できるとか。意識していれば、そのうち「誰でも目が利くようになる」そうだが、いらんいらん、永遠に欲しくない能力だ。
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