最後に「ありがとう」と言えたなら(新潮文庫)

最後に「ありがとう」と言えたなら(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

3.8

亡くなった夫に頭を撫でて欲しいと願った妻。亡き母の髪を泣きながら洗った美容師になりたての娘。お気に入りの洋服を着て何度も抱っこされた、小さな体の重さ……。故人を棺へと移す納棺式にひとつとして同じものはない。悲しく辛い時間。しかし、生と死のはざまのごく限られた時間に、家族は絆を結び直していく。4000人以上のお別れをお手伝いしてきたベテラン納棺師が出会った、家族の物語。

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最後に「ありがとう」と言えたなら(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    亡くなった方生前の姿を一切知らないままお仕事を進めなければならない納棺師、千差万別のご遺族の方々の姿が平易な文章ながら克明に描写されていた。
    誰もが死に向かって人生のコマを進めながら、突然訪れる今際を考えるきっかけをマイルドに与えてくれる良書です。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    納棺師の大森あきこさん。貴重なお仕事だと思う。事故死した弟も納棺師さんのお世話になった。おでこの傷が嘘みたいに消えて、安らかな顔になったことは忘れられない。
    「死は私に今をどう生きるかを問う」私も残り少ない人生を大切に生きていきたい。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    納棺師として何人もの人の死と関わってきた人の経験談。
    実体験のお話。
    だからこそ余計にグッとくるものがありました。

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    故人を棺へと移す納棺式にひとつとして同じものはない。悲しく辛い時間。しかし、生と死のはざまのごく限られた時間に、家族は絆を結び直していく。4000人以上のお別れをお手伝いしてきたベテラン納棺師が出会った、家族の物語。
    (あらすじより)

    あの世からのお迎えが来るのが「いつ」なのか誰にも分かりませんが

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    NHKの番組で作者を知り、興味を持ちました。

    自分が死んだ時、家族は柩に何を入れてくれるのかな。
    見ることはできないけど、ちょっと楽しみになりました(笑)

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    納棺師の話。筆者は4000人以上の納棺に関わったベテラン納棺師。色々な納棺シーンが描かれた連作短編だが、一話一話が短いので、どっぷり感情移入とはならなかった。帯にある『涙が止まりませんでした』とはならず。ちなみに、ひつぎは中が空だと『棺』、ご遺体が入ると『柩』になるそうだ。

    0
    2024年11月06日

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