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死体を乗せ走る救急車のなかで交わされる会話の戦慄、チョコレート中毒の男が神父に語る懺悔、子供時代のいじめっ子を殺そうと思い立ち故郷に帰った中年男。SFの詩人が贈るとっておきの二十二篇。新装版
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Posted by ブクログ
ブラッドベリはSFのイメージが強かったけど、この短編集はSFだけじゃなくて幻想、ホラーの要素も入っていてどれも味わいの違う作品で宝箱のようだった! テーマも様々で、死、友人や親との絆、明らかに不幸せなのに夫から離れられない妻などなど。幻想やSF的な作品なのに、自分にもこういう気持ちや場面があったな...続きを読むと、何気ない日常に浮かんでは消えていく感情をピックアップして丁寧に書かれている。 やはりブラッドベリは巨匠だなと思わせてくれた本だった。
「華氏451度」の作者レイ・ブラッドベリの短編集。 「華氏451度」が傑作だったので購入。 結果、私にはまだ早かった... 意味が分かると面白い系の短編集のように感じたが意味が分からなければしょうがないね... 海外特有の文化やスラング込で理解できるんかな... いつか誰かに解説してもらいたい...続きを読む作品です...
◎なんとか日曜を過ごす 例えば夕焼けが美しいとか、のたりのたりとひいてはかえす波を見て感じる穏やかな気持ちだとか、小春日和に歩くと気持ちがいいだとか、 言われてみれば享受するだけして、自分の中に溜め込むばかりで、それに対して見合ったものをほとんど返せていない。 自分に偶発的且つ必然的に生じた余白を、...続きを読むなにに使うわけでもなく、自分のためだけにとっておくだけで腐らせている。などと考えた。
盛りだくさんの22編 SF、不思議な世界、不条理とさまざまに繰り広げられる。 基本、現実世界とは異なるからか、古さは全く感じられない。 「日照りのなかの幕間」 「語られぬ部分にこそ」 が良かったかな。
悪くはないのだけれど、自分はやはりブラッドベリと言われると『10月はたそがれの国』、『火星年代記』辺りが好きなんだよなぁ。 本書に収められたものもいいんだけれど、寄せ集め感が強く今ひとつのめり込めなかった。読んだ事あるものが多かった。
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レイ・ブラッドベリ
小笠原豊樹
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