ごんぎつねの夢(新潮文庫)

ごんぎつねの夢(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

15年ぶりのクラス会にキツネ面の男が乱入し、散弾銃を発砲した。SATにより射殺された犯人は、なんと恩師だった。幹事の有馬に託されたメッセージは「ごんぎつねの夢を広めてくれ」。次第に見えてくる恩師の過去、名作「ごんぎつね」にまつわる哀しい史実、消えたかつての同級生の秘密……。探索の果て、周到な計画と謎の原稿に隠された真相が明らかになる。切なさと希望に満ちたミステリー。(解説・伊与原新)

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ごんぎつねの夢(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     同窓会に散弾銃を持って乱入してきたキツネの面の男。警察に射殺された男は、同窓会の幹事だった有馬にとって、特別な恩師だった。かつて女生徒を妊娠させた、というトラブルで職を追われた教師が遺した言葉、『埋もれている「ごんぎつねの夢」を広めてくれ』という言葉の謎をめぐって、有馬は新美南吉の、そして先生の人

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    誰もが読んだことのある「ごんぎつね」をモチーフに

    新美南吉を調べに調べ
    愛を持って描かれた作品だと思う

    私は宮沢賢治ファンなので
    同時代の新美南吉に
    がぜん興味が湧いたし

    「赤い鳥」についても
    そういう経緯があったこと
    とても興味深かった

    最近
    原作と脚本と実写化の問題があったので
    改稿する

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    ミステリーでありながら、人の心の様々な面が表されていて、非常に興味深い小説。
    本岡類さんの他の本も読んでみたくなる、不思議な読後感を感じてます。
    ありがとうございます。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    衝撃的な事件を起こした恩師が残した謎を追う物語。
    主人公が取材として恩師の過去を追っていく中で、話がどんどん繋がっていく感じが面白く、すらすらと読めた。

    0
    2024年06月27日

    Posted by ブクログ

    ごんぎつね、懐かしい…
    ストーリーも面白かったです。
    犯人は原稿の中に隠れていた!という帯が最高です。
    読み終えて表紙の奥深さが分かりますね。

    0
    2024年06月14日

    Posted by ブクログ

    本岡類『ごんぎつねの夢』新潮文庫。

    先に読んだ『聖乳歯の迷宮』が面白かったので、新刊の本作も読んでみることにした。

    新美南吉の童話『ごんぎつね』を題材に展開されるミステリー。新美南吉が書いたとされる、もう一つの『ごんぎつね』の結末。当時は見えなかった過去の真実が現代に蘇る。

    なかなか手の混んだ

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    新美南吉に心酔する元教師が、テロを企て倒れるが、その教え子が残されたメッセージから謎を探っていく物語。少し伏線の張り方がぎこちないかなと思った。

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    同窓会に狐の面を被り散弾銃を持った男が現れるという、衝撃的な始まり。
    ただその後の「ごんぎつね」の童話をめぐる謎解きが遅々として進まず、ちょっと後半がダレ気味に。
    最後まで読めばなるほど!となり、モヤモヤは一気に晴れやかに。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    あの「ごんぎつね」にアナザーバージョンがある、あるはずだという導入部は掴みとして充分。読者に衝撃を与えることに100%振り切ったような、あのラストに救いがないのは確かで、しかもそれは新美南吉のオリジナルではなく、鈴木三重吉によるものだと言われれば、南吉ヴァージョンがあってもおかしくないなと言う気が確

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    作者の新見南吉への愛が沢山詰まってる気がした。
    ゴン狐って結局どうなったんだっけ?といつも思ってたけど、この小説で結末が覚えられそう。

    0
    2024年05月12日

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