ナチ親衛隊(SS) 「政治的エリート」たちの歴史と犯罪

ナチ親衛隊(SS) 「政治的エリート」たちの歴史と犯罪

ヒトラーの護衛に過ぎなかった親衛隊は、ナチ政権発足後、党や全国の警察組織を掌握。強制収容所を創り敵対勢力を弾圧する。第2次世界大戦開始後は行動部隊、アウシュヴィッツなどの絶滅収容所を起動しユダヤ人の大量殺戮を主導、80万人の巨大な軍事組織・武装親衛隊も併せ持った。本書は、ヒトラーに最も忠実な「エリート」たちの選抜から、ホロコーストの実行、カルト的信仰、戦後の姿までその全貌を描く。解題・芝健介

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ナチ親衛隊(SS) 「政治的エリート」たちの歴史と犯罪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


     本書はバスティアン・ハインの著作を原著とする、優れたナチ・ドイツ,シュッツシュタッフェル(親衛隊)及びその武装組織武装親衛隊(ヴァッフェン・シュッツシュタッフェル)の成り立ちと犯した罪と戦後のこれらの扱いについての優れた,今年2024年3月25日中公新書2795,として刊行された日本語のものでは

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    「金髪碧眼長身イケメンでいけすかないエリート、戦時下に銃後でユダヤ人はじめ気に入らないヤツをイビり、前線から命からがら生きて帰った国防軍兵士を督戦の名の下に撃ちまくる」ステレオタイプなSSのイメージ持ってたけど、果たしてそれがどうなのか気になって読んでみた。
    ヒムラーって初めはゲッベルスの部下やった

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    突撃隊の影に隠れ目立たなかった親衛隊が突撃隊の粛清とともに歴史の表舞台に出てくる。誕生当時から暴力性がかなり高かったらしいが、絶滅作戦から一気にギアが上がり、犠牲者数の感覚が麻痺してくる。戦後の裁判で判決が出ている通りの絶対悪であるが、悪名の高さが故にドイツ国民の戦争責任までも押し付けられている。こ

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    SSの前身組織からドイツの降伏、さらに戦後の裁判や評価などについて、コンパクトにまとめている。入門書ではあるが、最新の研究動向もしっかりと包括しているようで、読み応えもある。

    全体主義、ホロコーストへの関心から関連する本をある程度読んではいるものの、自分のSSへのイメージはかなりステレオタイプだっ

    0
    2024年08月28日

    Posted by ブクログ

     戦争に優しい戦争・酷い戦争の区別があるのだろうか?戦闘員ならミサイルで粉々に吹っ飛ばしても良く、民間人は丁重に殺すのか?秩序ある戦争遂行など歴史上あったのか?程度の差はあれど惨たらしいものではないか?惨殺・掠奪・強姦などいつの時代でも何処にでもある。第二次世界大戦後のドイツ・日本が裁かれた軍事裁判

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    侵略戦争と並行して行われた民族浄化とホロコースト。
    その組織形態と実態の概説書として、割と簡潔にまとまっていると思う。

    戦争による領土拡大についてはヒトラーの意思が反映されていたのは間違いないが、対ユダヤ人に対する一連の行為についてはどこまで把握していたのだろうかという疑問が湧いてくる。
    アーレン

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    『アンネの日記』や『夜と霧』は読んたことかあった。しかし、ナチス親衛隊そのものについて詳しくは知らない。
    そこでナチス親衛隊の続きについてまとめられている本書を手にした。

    ヒトラーの護衛チームでしかなかった親衛隊。ナチ党が政権を取ると第三帝国の警察機関を併呑。悪名高いゲシュタポやアインザックグルッ

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    ホロコーストを主導したナチ親衛隊(SS)の歴史と犯罪を伝説的な伝聞を排除して再検証した良書

    とにかく名前がたくさん出てきます
    それだけ多くの人間が主体的な役割を担っていたってことなんだろうね

    特に一般の親衛隊員をどこまで罪に問うかってところも非常に難しいんだけど、そこに自らの意思がどの程度あった

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナチ親衛隊(SS)についていくつかのテーマを持って歴史的に概説した本。少し人名が多すぎて分かりずらいが、もともとはドイツで出ている本のようなので、多分、単に日本人にはあまり馴染みがないだけなのかも知れない。もっとも興味を引いたのが、最終章の戦後に親衛隊がどう扱われたかと言う部分。最近まで(正確には今

    0
    2025年10月19日

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