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Posted by ブクログ 2012年08月25日
「空想上の事例を科学する」というと柳田理科男氏の空想科学読本シリーズが有名だが、本作はそれに比べてより学術的。
作者も言及している通り、生物学的思考実験を楽しむ知的エンタテイメント風味。
吸血鬼の細胞内に存在するたんぱく質のドラキュリンや 人魚の骨格筋図等、クスリと来るジョークな表現を楽しめる良作...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月29日
友人から借りました
ファンタジー? 学術書?
真面目にふざけた本。
もはや、どれを信じたらいいのか。
とれももっともそうに書いてあるから。
人魚を、受精卵の細胞分裂から追いかけたり(イラスト入り)、免疫の説明を真面目にしたあと「キメラ」の狸遺伝子が「免疫」を騙すとかいう話が。
すご...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月07日
ろくろ首の首はなぜ伸びるのか。タイトルを見た時は、グフのヒートロッドがなぜ伸びるのか、に等しい問いだと思った、マジで。グフの件はマスターグレードの説明書でこじつけてある。本書はそんな感じの本である。リスペクトしている「鼻行類」が、本当にそんな生き物がいたのか、という驚きに包まれていたであろうものに対...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月24日
評価が難しいってか、割れるところかな~。別に新書で出さなくても、って気もするけど、こういう学問として読めば、それはそれで十分味わい深いともいえる。強引な論旨もありそうだけど(当たり前)、それなりに調べられて考察を加えられた上で書かれてるのも分かるし、やや流し読み勝ちではあったけど、自分的には、それな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月04日
まじめで学術的に嘘を書いた本。いいわー、こういうジャンル好き。ろくろ首以外に、カオナシの声が変わる理由やケンタウロスの内蔵がどうなってるのかとか、空想・仮想の生物の謎を実際の生物学的見地から解説されてる。どこまで正確かはわからないけど、素人目には「へえ、そうなってるのかー」と本当に信じてしまえるレベ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月13日
こういうちゃめっけのある本は非常にすきです。まるで存在しない人物や物質名をさも当然のように「どや」と出してくる、なんとハイセンス。生物大好き人間としては、ある意味新書なのに息抜き的一冊だった。江戸時代の怪談話についての話題が目立ったが、実際そんなのはめちゃくちゃ有名でない限り知らないので、その辺だけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月04日
副題は「遊ぶ生物学への招待」
中は解剖学・免疫学・生化学等に分かれいます。対象となる生物(?)は、表題にあるろくろ首からケンタウルス、吸血鬼にカオナシ等々多岐にわたっており、たいへんマジメに遊んでいます。つまり遊びながら学べるのです。
こういうのを教科書とまでは言わないけれど、副教材あたりに使ってく...続きを読む
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