コクと旨味の秘密

コクと旨味の秘密

ビジネス・実用
814円 (税込)

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「ネズミはビールにキレよりもコクを求める」「赤ワインに醤油を垂らすとコクが増す!?」「男性生殖器と口の中には深い関係がある」「牧場のミルクが美味しい科学的根拠」「甘味無しの世界は殺伐としている」――。ビール、ラーメン、吸い物、カレー、あらゆる食物で感じられるコクとは一体何なのか。その正体を科学者の目で探ることで見えてきた美味しさの秘密。「コクの構造」が今明らかに!

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    コクと旨味の秘密
  • タイトルID
    :
    146529
  • ページ数
    :
    207ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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コクと旨味の秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    食や、おいしさを構成するさまざまな要素の中から、‘コク’に目を向け、科学的知見を中心に詳しく解説した内容。その‘コク’という観点でいうと、長く親しまれている食事にも合点がいき、とくに日本の伝統的な調味法は優れたものであり後世に継承すべきものだとしている。欧米式の‘油によるコク’も含め前向きな見解を中心としているが、その一方で欧米式の食事の流入による日本食の淘汰も懸念しており、とくに第三層のコクに関しては幼少期からの食生活に左右されるもので、失われてからでは取り返しのつかないことになるように思われる。大人だけでなく子供の時期から、それと同時に子供だけでなく大人ももっと食への認識を深めて質の高い食文化に触れるべきだとしている。
    最後の章の今後の食についての大胆予言はウィットに富んだものだったが、似たような現象が実際に加工食品業界で起こっていることもあり、あながちフィクションとして軽視することが出来ないように思えるし、筆者もそう思っているかもしれない。食の変化を時代の流れによる当たり前のこととしてないがしろにするのではなく、時には立ち止まって見直すことも大切だ。

    0
    2019年08月25日

    Posted by ブクログ

    おいしい、という感覚を科学的に解説していくのだけれど、最終的に東山文化的な見方にまで到達するのが面白い。
    コク(おいしさ)には三層あり、第一層が糖、油、出汁という本能が求める味覚。
    第二層は食感、香り、風味という学習•連想を要する味覚。
    第三層は精神性の世界、抽象的な味覚だと言う。
    そして味覚の修練をすることが、味覚的に大人になるということだと。

    個人的に感じる部分が多かったのでブログにまとめてみるようと思う。

    0
    2011年12月27日

    Posted by ブクログ

    分かっているようで、その正体については曖昧にしか捉えていなかった『コク』。

    なるほど!と納得できた。

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    日経新聞での連載で興味を持ちました。

    コクや甘味はエネルギーとして認識するから
    美味しいと感じるし止められなくなるのだと納得しました。
    効率の良いエネルギーを摂取するための本能なんだなと。

    読みやすい文章で、味覚や脳について知ることが出来ます。
    最後の章の近未来のコクは面白い発想でした。

    0
    2018年01月17日

    Posted by ブクログ

    「コク」という、分かるようで分からないもの、好きだけど正体不明のものを、科学的に分析してみよう、という一冊。

    *ネズミも人間もコクのある食事は共通して食べ過ぎてしまうようです。人間の食事はおいしすぎるのかも知れません。

    *私たちがコクと感じているものは、エネルギーが確かめられているものと言えます。ノンカロリーでコクがあるものはありません。

    0
    2017年02月05日

    Posted by ブクログ

    『コク』という わかっているようで わかっていない
    食の中での 重要な役割を果たす 言葉 を
    科学的 および 実験的 および 文化的 なアプローチをする。

    旨味とは おいしさと 一緒ではない。
    おいしさは 総合的なのだ。

    コクの構造とは、三層になっている。
    コクとは 『甘さ アブラ 旨味』の 複合体である。
    そのコクを 『とろみ ねばり 香り』 が包んでいる。
    さらに 精神的な文化 が 発揮する。

    ネズミが 執着する 味を 実験的に 解明しながら
    ニンゲンの 味に関する メカニズム を解明しようとする。

    常日頃 アブラが おいしさに どう関連しているのかが
    よくわからなかった。
    『味細胞に アブラに 特異的に応答する受容体らしきものがある。
    味としてではなく 脳を興奮させる刺激として おいしさに関係している。』

    『わかりやすい強烈なコクのおいしさに満足せず、わざわざ物質的には 淡いコクを求めるのがなぜ大人の味覚なのか?』

    花をのみ 待つらん人に 山里の雪間の草の春を見せばや
    花は盛りに 月は隈なきをのみ 見るものかは

    快感の絶頂
    『実際においしい食べ物を口に入れる瞬間には、最高潮のおいしさの快感を用意しているように見えます。そして、驚いたことに、食べ始めると潮が引くように遺伝子の動きが終わってしまうのです。』

    おいしさへの 洞察が ふかくなる第一歩ですね。

    著者は サービス精神が旺盛ですね。

    0
    2014年12月21日

    Posted by ブクログ

    コクと旨みについて科学的な視点で様々な角度から切り取っている本です。

    コクや旨みという言葉を普段あまり意識せず聞いたり使ったりしていますがひとえにコクといっても様々な物質が起因となっていることがわかります。

    味覚の世界から詫び寂びのようなく精神世界も絡めて、コクの深い世界を旅することができます。

    いずれにしても、この本を読むことで味覚に対する考え方が少し拡がった気がします。

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    何でもかんでもうまいと思ってしまう自分。
    いったい、何故だろう?
    また、仕事で少しは役に立つかな~って思いで
    読んでみました。
    人間の味覚ってのは面白いですね。

    0
    2011年06月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々の「ネタ本」シリーズ。日本人が美味しさの表現方法の1つとして使う「コク」というものが何なのか?を様々な観点から考察した本。正直いってバカげているが、その突き抜け感が最高に良い。

    日本人にとって「コクがある」という表現はあまりにも乱用されすぎている。食品の美味しさを表現する時に、濃いめの味付けがされているものや、味わい深いものに対してはおしなべて「コクがある」と表現されることが多いが、実際問題コクの意味を正しく理解して使っている人は殆どいないと思う。旨味があることの総称としてコクという表現を使うが、そのコクの正体に迫ったというかなり挑戦的な内容だ。

    とはいえ、著者は食品・栄養化学を専門としているので、本来はコクや旨味よりも食物の栄養価について詳しい専門家といえるのだが、この2つが密接に絡み合っているという点が非常に面白い。

    著者曰く、コクは3層構造となっており、中心部をなす「コアーのコク」と、その周りを取り囲むように「第二のコク」「第三のコク」があるという。

    コアーのコクは、「糖分」「脂肪」「ダシ(旨味)」の2つであり、それらは全て生命にとって重要な栄養素を含んでいる、これら3つの要素のうち単独あるいは複数の組み合わせによってコクは成り立っていると著者は見ている。動物実験でも他の栄養素には固執しなかったにも関わらずこの3要素だけには固執する性質が見られるようで、人間にとってはまさに無意識に、本当としてコクに惹かれている、というわけである。面白のは、コレ以外の成分、たとえば塩分や酸味には、動物実験のマウスも執着しないという点。味を整えるのに塩やお酢を使ってもコクを深めることにはつながらない。

    食品の美味しさを追求していくと最終的に必ずこの3要素に行き着くことは料理人や食品関係者の間では常識中の常識だそうで、料理に深みを与えるためには、砂糖か油かダシを足すのは必然。もし著者の言う通り、コクが生物学的に欲している
    ものだとしたら、我々が塩分や香りがやたら強い欧米の食事を日本人が好まないのは、日本人がよりコクに執着的であり、生物として飢餓の期間が強かったのかもしれない。

    第2のコクとは「食感、香り、風味」だが、これは人類が経験的に学習した第一のコクにつながる「連想」でしかない。それ単体ではコクとは呼べず、第二のコクは第一のコクとつながってはじめて意味を成す。たとえばとろみや粘り、甘い香りなどといったものだが、この分類をきちんと分けている点はかかり面白い。
    そして更にその外側にある第3のコクとは「精神性の世界」。味という枠を飛び出して、たとえば「コクのある演技」「人生のコク」といった表現の世界を指す。この食品と直接結びつかない世界にも定義を置いている点も面白かった。

    他にもエピソード形式でいろんなお話を織り交ぜて語ってくれる本なので非常に読みやすい。薄いので一気に読み切ってしまったのだが、本来読みたいビジネス系・自己啓発系・史実系の合間にこの手のネタ本を挟むと脳がほっこりする。
    他にもいくつか似たようなネタ本を積ん読してあるのでまた機会を見て読んでいきたい。

    0
    2021年08月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カタカナで書かれた「コク」という単語が沢山出てくる。こんなに一杯見てると「コク」っていう単語がおかしく感じられてきて、「コク」って言葉はこの世に無いんじゃないかと思えてくる。

    本書のタイトルにもある「コクと旨味」なんかカレーやシチューのルウを始めとする食品のCMに出てきそうな言葉だが、そもそもコクって何だろう?
    「コク」って「深み」に近いかな?と思っていた。そうでなければ本書でもちょっと出てきているがワインの「ボディ感」のようなものだろうか?

    しかし著者はそれらとは別に「コク」を定義している。コクには核となる「糖分・油・旨味」があり、その上に香りやら食感の第2層、精神性の第3層と。そして、第2層第3層となるに従って経験により産み出されるので、子供ではわからない。

    コクをキイワードに旨さの構成が科学的な検証もふまえて書かれているが、固いだけでなくラットが油の中毒(?)になる話、軟口蓋(口の天井の後ろの方)と男性器の類似性などは雑学的な面白さもある。

    しかし、最後まで「コク」ってなんぞや?はわからなかったw

    0
    2011年10月26日

コクと旨味の秘密 の詳細情報

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    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    コクと旨味の秘密
  • タイトルID
    :
    146529
  • ページ数
    :
    207ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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