人間は脳で食べている

人間は脳で食べている

825円 (税込)

4pt

どうせ食事をするならばおいしいものが食べたい。しかし、どういうものが「おいしい」のだろう?栄養があるもの?食べなれているもの?あるいは高価なもの?「おいしさ」というのは、実は生理的、あるいは文化的な数々のファクターが組み合わさったきわめて複雑な現象なのである。本書では、多様なレベルの考察を通して、その正体を追求し、その中でも、現代人にとって、もっとも重要な「情報のおいしさ」の構造とその行き過ぎを考える。

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人間は脳で食べている のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「おいしい」と感じるには理由があって、経験や環境、栄養素、空間などあらゆる「要素」が関わっていてとても面白かった。

    なるほどなぁと感心してしまう。

    0
    2022年01月18日

    Posted by ブクログ

    伏木先生の本はおもしろい。
    言葉の 取り扱い方が うまい。
    時折挟まれる『』文が 絶妙の間の手である。

    美味しさを科学的に説明する。というのをメインテーマとする。
    美味しさとは 多層的な構造をしている。
    1 生理的欲求に合致した美味しさ
    2 (生まれ育った)特定の食材に誘導されるやみつきの美味しさ

    0
    2015年01月15日

    Posted by ブクログ

    人間がおいしさを感じるメカニズムについて考察する本。
    おいしさの構造を生理・文化・本能・情報などに分類し、それらの複合によっておいしさがもたらされるとしている。それらの中でも特に情報がもたらすおいしさに重きを置き、現代人の食事が情報に大きく依存していること、その行き過ぎについて書かれている。
    おいし

    0
    2013年12月22日

    Posted by ブクログ

    先日、著者の『おいしさを科学する』を読んで、出汁(ダシ)について、学ぶことができた(といってもほとんど頭に残っていないが・・・)。

    本書ではおいしさの重要な要素である「情報」について書かれている。
    著者の使っている『おいしさの四分類』は
    1:生理的な欲求に合致するものはおいしい。
    2:生まれ育った

    0
    2013年09月30日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    どうせ食事をするならばおいしいものが食べたい。
    しかし、どういうものが「おいしい」のだろう?
    栄養があるもの?
    食べなれているもの?
    あるいは高価なもの?
    「おいしさ」というのは、実は生理的、あるいは文化的な数々のファクターが組み合わさったきわめて複雑な現象なのである。
    本書では、多様

    0
    2014年10月28日

    Posted by ブクログ

    栄養学&医学を学んでいる自分にとってすごい興味深い内容だった!

    例がわかりやすくて,読みやすく1日で読めた.
    でも,何度も同じコトを繰り返し言っていてちょっと飽きてきそうな…

    強調したいコトだから,何度も述べていたのかな?


    でもでも!!
    この本に出会えてよかった
    やっぱり

    人間って
    食べる

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    161ページの消化管の不快が食べ物の嫌いに繋がるという指摘には納得した。幼い頃、嫌いな食べ物を口にすると吐き気が反射的にしたからだ。
    江戸時代に好まれなかったマグロのトロを現代人が好むのは、油分のおいしさに慣れすぎているからか。

    0
    2024年07月25日

    Posted by ブクログ

    タイトル通りで、人間は味やにおいといった生物本来の感覚で食べ物を食べているのではないという内容。本来、生物であれば、においや味で、食べ物の安全性を判定する能力が備わっているが、発達した脳のおかげで、事前の情報によって様々なバイアスを受け、それが味や安全性の判断に大きな影響を及ぼすという。

    食品マー

    0
    2018年10月09日

    Posted by ブクログ

    おいしさを四種類に分類し、その中の一つであり、筆者が最も強いとされる「情報のおいしさ」を主に取り上げた本。
    上述の「情報のおいしさ」について書かれている前半は面白く、納得できる部分も多かったが、後半はなんというか一般論が多かったように思える。一言で言うと後半はあまり面白くなかった。

    0
    2016年03月11日

    Posted by ブクログ

    [雑感]
    ■味の良し悪しは,リアルな味覚ではなく,
     情報に影響を受けまくっているよねって感じの本。
    ■原点に立ち戻って身体感覚を取り戻したくなった。

    0
    2014年11月13日

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